あの事件は今File no.14
起きてこなかった両親
〜北砂七丁目質店経営者夫婦強盗殺人事件〜

■発覚  

平成14年12月10日午前10時25分ころ、江東区北砂の質店で、経営者の夫婦が殺されているのが発見されました。

同じ敷地内に住む長男の妻が、めずらしく「おじいちゃんとおばあちゃんが起きてこない」と不審に思い、合い鍵で部屋に入ってみたところ一階の寝室で、二人とも頭から血を流して死んでいるのを見つけたのです。

■パジャマのままで

殺されていたのは、同所で古くから質屋を経営していた男性(当時78歳)と妻(当時74歳)でした。

男性は寝室のベッドの下に、妻はベッドの上に布団を掛けた状態で倒れ、二人ともパジャマのままでした。

そばには、居間に飾ってあった象牙が落ちており、それには血がついていました。

また、浴室の窓ガラスが割られて外枠ごとはずされ、帳場と居間が物色されていました。


■老舗での悲劇

現場は、地下鉄東西線南砂町駅から北へ約1.5q。

住宅やマンションが密集した閑静な住宅街にある質屋店舗を兼ねた住宅です。

被害者夫婦は二人暮らしで、同じ敷地内の別棟には長男夫婦が住んでいました。

被害者は、40年ほど前からこの場所で質屋を経営する一方、駐車場やアパートも経営し、15年前までは地域の町会長も務めるなど、まじめで温厚な人柄は近所でも評判でした。

事件が発覚した前日の12月8日から9日にかけて、都心には12月としては記録的な大雪が降りました。

12月9日午後9時ころ、被害者が近所での会合から帰宅したのが確認されています。

警視庁では、強盗殺人事件として城東警察署に特別捜査本部を設置して懸命の捜査を続けています。


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城東警察署 強行犯捜査係
03-3699-0110 内線3332


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