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あなたの街の少年犯罪

更新日:2018年10月18日

平成30年8月末における都内での刑法犯認知件数は、7万5,439件で、昨年の同期と比べて7,705件(9.3パーセント)減少し、平成15年以降連続して減少しています。
また、刑法犯少年の検挙・補導人員は、2,700人で、昨年の同期と比べて230人(7.8パーセント)減少しました。
一方、街頭犯罪の認知件数も、2万7,435件で、4,994件(15.4パーセント)減少し、街頭犯罪における少年の検挙・補導人員は、320人で、99人(23.6パーセント)減少しました。
特に街頭犯罪のうち、少年の検挙・補導人員の占める割合が高い罪種は、オートバイ盗(76.9パーセント)、部品ねらい(60.0パーセント)、自動販売機ねらい(58.3パーセント)でした。

検挙・補導人員における少年の割合(平成30年8月末)

刑法犯罪

総検挙 19,461人

内訳

成人 16,761人(86.1パーセント)
少年 2,700人(13.9パーセント)

街頭犯罪

総検挙 753人

内訳

成人 433人(57.5パーセント)
少年 320人(42.5パーセント)

刑法犯罪

刑法に規定する罪のことで、殺人・強盗・恐喝・窃盗・詐欺・性犯罪などを計上しています。

街頭犯罪

街頭で発生する犯罪のうち、「路上強盗・ひったくり・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい」を計上しています。

少年

20歳に満たない者をいいます(男女の別は問いません)。

少年犯罪の状況

刑法犯少年の検挙・補導人員は、平成22年以降、減少しています。
特に、路上強盗は4人で昨年比13人(76.5パーセント)、また、ひったくりも11人で昨年比9人(45.0パーセント)減少しています。
振り込め詐欺等の特殊詐欺は166人で、昨年同期比105人(172.1パーセント)増加しており、少年が占める割合も30.3パーセントで依然として高水準にあり、少年の関与が大きな社会問題となっています。
窃盗犯のうち、万引きで検挙・補導された少年は1,062人で、昨年同期比116人(9.8パーセント)減少していますが、窃盗犯全体の7割弱(68.2パーセント)と、依然として高い割合を占めています。

最近の特異な検挙事例としては、

  • 現金を脅し取ろうとして暴行を加え怪我をさせた恐喝未遂・傷害罪
  • 会社内での金銭トラブル名下に現金を騙し取った詐欺事件
  • 会社の金の使い込み名下に現金等を騙し取った詐欺事件
  • 鞄盗難名下に現金を騙し取った詐欺事件
  • SNSで知り合った男性会社員から現金と財布を脅し取った恐喝事件
  • 仕事上のトラブル名下に現金を騙し取った詐欺未遂事件
  • タクシーの運転手に包丁を突きつけて現金等を奪った強盗事件
  • 仕事上のトラブル名下にキャッシュカードを騙し取った詐欺事件
  • 携帯電話機販売店から、転売目的で携帯電話機を騙し取った詐欺事件
  • 株のトラブル名下に現金を騙し取った詐欺事件
  • 地元の先輩に暴行を加え怪我をさせた重傷傷害事件
  • ゲームセンター内で因縁を付け暴行を加え怪我をさせた重傷傷害事件

などがあります。
警視庁では、こうした犯罪の発生警察署に本部の捜査員を派遣して、集中的な取締りを行うとともに、少年被疑者の立ち直りに対する支援を推進しています。

検挙事例

平成30年8月末現在

仮装通貨を強取しようとした少年らを検挙

赤坂署は、被害者をホテルに連れ込み、ナイフを示すなどしながら「コイン送れ。」「早くコイン送れ。」などと言って脅迫して売却価格1億円相当の電磁的記録を送信させようとした少年5人(無職4人、通信制高校生1人)と会社役員の男を強盗未遂罪で検挙しました。

現金を脅し取ろうとして暴行して怪我をさせた少年らを検挙

神田署は、「食事をおごってやったのに礼がない。」等と因縁をつけて、被害者に殴る蹴るの暴行を加えて、「今年中に50万円を持ってこい。指全部折ったら30万円でいいよ。」等と言って現金を脅し取ろうとしたうえ、再度、被害者を呼び出し殴る蹴る等の暴行を加えて、7日間の治療期間を要する左頬部皮下血腫、右前額部、右頬部打撲の怪我を負わせた少年4人(高校生4人)を恐喝未遂、傷害罪で検挙しました。

暴行を加えて財布を強取した少年らを検挙

蒲田署は、原動機付自転車で追い抜きざまに被害者からビジネスバッグをひったくろうとしたが失敗し、さらに被害者に暴行を加えて現金4,000円在中の財布を奪い取った少年3人(会社員、無職、高校生)を強盗致傷罪、窃盗罪で検挙しました。

会社での契約トラブル名下に現金を騙し取った少年らを検挙

大森署は、被害者の息子及び上司を装って、被害者宅に電話を架け「東京駅のトイレにバッグを置き忘れた。」「バッグの中には今日使う契約書と契約金が入っていた。」「うちの会社で手の空いている男にお金を取りに行かせる。」等と嘘を言って、被害者から現金2,500万円を騙し取った少年2人(アルバイト、高校生)と防水工の男を詐欺罪で検挙しました。

会社内での金銭トラブル名下に現金を騙し取った少年を検挙

渋谷署は、被害者の甥を装って、被害者宅に電話を架け「品川の駅で急遽、相手の人に300万円渡さなければいけないんだけど、300万円用意出来るかな。友達が200万立て替えてくれたから、100万円用意出来るかな。」などと嘘を言って、被害者から現金100万円を騙し取った無職の少年1人を詐欺罪で検挙しました。

女性とのトラブル解決名下に現金を騙し取った少年らを検挙

北沢署は、被害者の息子を装って、「僕だけど。助けて、お母さん。会社の女性に手を出しちゃって、示談金として300万円を渡すのに会社のお金に手を出してしまった。今日の午後3時までに300万円を用意してほしい。」などと嘘を言って、被害者から現金300万円を騙し取った専門学校生2人を詐欺罪で検挙しました。

転売目的で衣類等を盗んだ少年を検挙

渋谷署は、転売目的でスポーツ用品店からダウンジャケット他1点(販売価格合計4万9,680円)を盗んだ大学生の少年2人を窃盗罪で検挙しました。

会社の金の使い込み名下に現金等を騙し取った少年らを検挙

代々木署は、被害者の息子を装って、被害者宅に電話を架け「株で失敗して会社の金を使い込んでしまった。会社の監査があるので、お金が必要だ。」などと嘘を言って、被害者から現金200万円及びキャッシュカード1枚、印鑑1本を騙し取った少年2人(無職2人)を詐欺罪で検挙しました。

嬰児を遺棄した少女を検挙

新宿署は、ホテル内において嬰児を分娩したが、何らかの原因で死亡した同児を同所に隠匿し放置した無職少女を死体遺棄罪で検挙しました。

鞄盗難名下に現金を騙し取った少年らを検挙

高井戸署は、被害者の息子を装って、被害者宅に電話を架け「病院で会社の書類や通帳が入った鞄を盗まれた。会社の集金日で支払いがあるから、通帳がないとお金を下ろせないから大変だけど、上司が用立ててくれることになった。1,000万円が必要だからウチでもいくらか用意出来ないかな。キャッシュカードを貸して欲しい。」などと嘘を言って、被害者から現金500万円並びにキャッシュカード3枚を騙し取った高校生の少年と見張り役の高校生の少年を検挙するとともに、少年らに犯行を指示していた無職の成人を検挙したほか、成人からの指示で他の詐欺等を繰り返していた少年4人(高校生3人、無職1人)を詐欺罪等で検挙しました。

SNSで知り合った男性会社員から現金等を脅し取った少年らを検挙

池袋署は、SNSを利用して女子中学生と知り合った被害者を呼び出し、「俺の連れなんだけど、今いくらあるの。ポリ(警察)呼ぶか、金払うかどっちだ。」などと言って、現金約14万円と財布1個を脅し取った少年3人(作業員2人、女子中学生1人)を恐喝罪で検挙しました。

仕事上のトラブル名下に現金を騙し取ろうとした少年らを検挙

目白署は、被害者の娘婿を装って、被害者宅に電話を架け「俺、水道の仕事をしてるじゃん。仕事の支払いにお金が200万円必要なんだけど貸してくれるか。」などと嘘を言って、被害者から現金を騙し取ろうとした少年3人(無職2人、高校生1人)を詐欺未遂罪で検挙しました。

会社内での金銭トラブル名下に現金を騙し取った少年らを検挙

駒込署は、被害者の甥を装って「仲間の金の300万円のうち一部を使い込んでしまった。なんとか100万円、融通つけてもらえないか。」等と嘘を言って、被害者から現金100万円を騙し取った少年2人(専門学校生、無職)を詐欺罪で検挙しました。

タクシーの運転手に包丁を突きつけて現金等を奪った少年を検挙

西新井署と巣鴨署、本所署は、タクシーに乗車し運転手の背後からいきなり被害者の背後から刃物を突きつけ、「金を出せ。いいから金を出せ。」などと脅迫し、現金約7,800円が入ったポーチ1個を奪い、その場から逃走し、乗車料金5,850円の支払いを免れるなどした無職の少年を強盗罪等で検挙しました。

不正に入手した他人のキャッシュカードで現金を引き出した少年を検挙

南千住署は、不正に入手したキャッシュカードを使用して、コンビニエンスストア等に設置された現金自動預払機から現金200万円を引き出した無職の少年を窃盗罪で検挙しました。

友人宅から現金を盗んだ少女を検挙

深川署は、友人宅から現金1,000万円を盗んだ中学生の少女を窃盗罪で検挙しました。

地元の後輩に暴行を加えて怪我をさせた少年らを検挙

小岩署は、公園内において被害者に対して、顔面及び腹部等を複数回殴る等の暴行を加え、全治2ヶ月を要する左上顎骨骨折、鼻骨骨折等の怪我を負わせた無職の少年2人を傷害罪で検挙しました。

仕事上のトラブル名下にキャッシュカードを騙し取った少年らを検挙

小平署は、被害者の孫を装って、被害者宅に電話を架け「仕事でミスをしてしまった。お金が必要なので、キャッシュカードを渡して欲しい。」などと嘘を言って、被害者からキャッシュカード2枚を騙し取った少年2人(無職、アルバイト)を詐欺罪で検挙しました。

携帯電話機販売店から、転売目的で携帯電話機を騙し取った少年らを検挙

高尾署は、ツイッター上に「副業で稼げる仕事」等と掲示し、連絡をして来た少年2人に指示し、転売する目的で携帯電話機販売店から、携帯電話機2台(販売価格合計24万9,120円)購入させた建築作業員の成人1人と携帯電話機を不正に購入した少年2人(高校生、石工)を詐欺罪で検挙しました。

株のトラブル名下に現金を騙し取った少年らを検挙

日野署は、被害者の甥を装って、被害者宅に電話を架け「職場の同僚と2人で株を買って失敗し、100万円損失が出てしまった。後で返すからお金を貸して欲しい。」などと嘘を言って、被害者から現金100万円の騙し取った建築作業員の少年1人と成人2人(無職、解体工)を詐欺罪で検挙しました。

SNSを利用してコンサートチケット代を騙し取った少女らを検挙

五日市署は、コンサートチケットを譲渡する意思もないのに、SNS上に「チケット譲ります。」等と投稿し、同投稿を閲覧しチケットの購入を希望した被害者3人から現金合計11万円を騙し取った少女2人(無職、高校生)を詐欺罪で検挙しました。

凶器を準備して、自動二輪車で集団暴走し、警ら用無線自動車を損壊した少年らを検挙

町田署は、金属製棒のようなものを準備して、普通自動二輪車に乗車し、信号無視、蛇行運転等を繰り返して、これを追跡中の警ら用無線自動車のボンネットを所持していた金属製棒のようなもので損壊した少年ら8人(高校生4人、アルバイト2人、水道設備工1人、中学生1人)を凶器準備集合罪、道路交通法違反、公務執行妨害罪、器物損壊罪で検挙しました。

地元の先輩に暴行を加えて怪我をさせた少年らを検挙

高尾署は、少年らの知人である女性に対する被害者の対応に不満を持ち、被害者を、公園内に呼び出し、「先輩として筋通ってないじゃないですか。どう責任取るんですか。」「タイマン、ヤキ、お金払うの三択から選べ」等と因縁を付け、頭部を踏みつけ、顔面を数発殴打、鼻付近を足蹴りする等の暴行を加え、同暴行により、全治約8週間を要する鼻骨骨折、顔面打撲傷、下顎左側中切歯外傷性歯牙破折の怪我を負わせた少年3人(高校生、アルバイト、無職)を傷害罪で検挙しました。

ゲームセンター店内で因縁を付け、暴行を加え怪我をさせた少年らを検挙

王子署は、ゲームセンター店内において、たまたま居合わせた被害者に、「何見てんだよ。やんのかてめぇ。表に出ろ。」などと因縁を付け、顔面及び下腿部付近を殴打、足蹴りするなどの暴行を加え、全治約1か月半程度の加療を要する左頬骨骨折、左頸部擦過、左眼瞼腫脹等の頭頸部外傷の怪我を負わせた少年2人(無職、会社員)を傷害罪で検挙しました。

鞄盗難名下に現金を騙し取ろうとした少年らを検挙

板橋署は、被害者の甥を装って、被害者に対して「駅の待合室で、小切手の入った鞄を盗まれた。いくらか現金を用意できないか。」等と嘘を言って、被害者から現金を騙し取ろうとした無職の少年と無職の男を詐欺未遂で検挙しました。

情報発信元

警視庁 少年事件課 指導第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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