刑事警察捜査第一課 科学捜査係 巡査部長

捜査員の眼と
科学の力を融合し
「動かぬ証拠」を集める。

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入庁の経緯と現在の仕事

「警察官の仕事は、社会における法律の遵守を促し、法を破った者を取り締まる、さらに、防犯活動を行うことで、国民の幸せな生活を守ることができる」このことを知ったことで警察官を志すようになりました。捜査第一課は、凶悪犯罪の捜査に従事します。殺人事件などが発生したときは、現場に臨場して実況見分や現場検証を綿密に行います。その上で事件性有無を判断し、犯罪事実の裏付けとなるような、科学的な証拠「動かぬ証拠」の収集に努めるのが、私たち科学捜査係です。

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担当業務のやりがい

犯人を検挙して、裁判で必要となる「動かぬ証拠」を捜査段階で収集して、事件解決へと導く。小さな証拠の積み重ねによって犯罪を立証できたときや、犯人の虚偽供述を見破ることができたときは、証拠を見つける捜査員の眼と、それを証明する科学の力の融合が成果を生み出した瞬間です。それこそがまさに科学捜査の強みであり、やりがいです。ニュースで取り上げられるような事件の捜査に自分自身が携われることも醍醐味ですが、ニュースに取り上げられない事件も含めて、辛い思いをされた被害者、遺族、関係者などの人生に、一人の刑事として寄り添えることができるのも刑事という仕事のやりがいです。

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仕事をする上で
大切にしていること

客観的証拠は、記憶によって左右される供述とは異なり、犯罪を立証する上での「動かぬ証拠」です。それだけに証拠物件を取り扱う際には細心の注意を払わなくてはなりません。もし、証拠物件を汚染したり、破損してしまうと、証拠としての価値を失いかねないからです。また、警察組織の中において、女性警察官として勤務する意義を自分なりに考えながら仕事をするようにしています。具体的には、女性だからこそもつことができる視点や感覚で証拠物件を見るなど、プラスアルファの仕事ができるように普段から意識しています。

MESSAGE

これからの目標

科学捜査係は、捜査第一課の捜査員のみならず、鑑識課、科学捜査研究所、法医学者など様々な分野の方と連携を取りながら捜査を進めることがほとんどで、DNA型に関する知識、科学的分析に関する知識、法医学や救急治療に関する医学知識など、あらゆる分野に関する知識が必要となります。学生時代、理系の分野には苦手意識をもっていましたが、科学捜査係員になったことで勉強するようになりました。今は未熟ではありますが、少しでも事件を解決に導くため、広い視野をもって専門的な知識を身に付けるよう日々精進しています。

TIME TABLE

ある1日のスケジュール

8:30
出勤 取扱い事件の情報整理
9:00
捜査本部で証拠品の精査
12:00
休憩
13:00
科学捜査研究所への鑑定依頼、鑑定内容聴取
16:30
帰庁、報告書作成
17:15
退庁

PROFILE

捜査第一課 科学捜査係 巡査部長

平成18年(2006年)
入庁 成城警察署 交通執行第二係
平成20年(2008年)
盗犯捜査第三係
平成20年(2008年)
鑑識課 現場鑑識第四係
平成22年(2010年)
荏原警察署へ昇任配置、盗犯捜査第二係
平成24年(2012年)
警察学校 助教
平成27年(2015年)
捜査第一課 性犯捜査第二係、性犯捜査第三係を経て、現職