海技東京湾岸警察署 整備係 主事

水上における警察活動を支える
警備艇を万全な状態にする。

01 / 03

入庁の経緯と現在の仕事

子供の頃、お台場にある船の科学館を見学した時に、「いつか船に乗る仕事がしたい」と思うようになり、船舶の技術を学べる専門学校に進学してフェリーの航海士を目指していました。しかし、学生時代に発生した東日本大震災で何もできない自分に憤りを感じ、「人のためになる仕事をしたい」と思うようになり、全国で一番多くの警備艇を保有し、首都・東京の治安を守っている警視庁への入庁を決意しました。現在私が所属している水上安全課は、東京湾内や都内の河川・運河において、警備艇による人命救助、要人の警護や警備、花火大会などの警戒警備、水上警ら活動、各種訓練などを行っています。私は整備係として水上警察活動を支える警備艇の修理や保守管理を担当しています。

02 / 03

担当業務のやりがい

警視庁には現在20隻以上の警備艇があり、高速で移動できる小型艇や長距離航行に適した大型艇などがあります。それぞれ搭載しているエンジンや計器類は異なっており、私たちはレーダーやGPSといった電気・電子部品からエアコンといったすべての装備の修理やメンテナンスをするため、船舶の知識のみならず、様々な知識や技術を身に付ける必要があります。水上安全課は24時間態勢で活動しており、もし警備艇に故障が起きてしまうと警察活動に支障をきたしてしまうため、日常点検や定期保守は必要不可欠。それでも突発的な故障が起きてしまった場合は、迅速に修理を行います。そして再び元気に動き出した警備艇の姿を見ると、大きな達成感を得ることができます。

03 / 03

仕事をする上で
大切にしていること

エンジン部品の名称や使用工具、修理方法など日々覚えることがたくさんあります。そのほかにも専門の知識・技術が必要とされるため、自分だけで解決しようとせず、先輩方から助言をいただきながら万全な整備を心掛けています。先輩方は専門知識が豊富で、どんな故障も直すことのできるスペシャリストばかり。あらゆることを教わり、また、技術を近くで学びながら知識と経験を積んでいます。また、警備艇のエンジンルームは非常に狭く、回転部などに手や服が挟まれると大きな事故につながるため、細心の注意を払って勤務しています。

MESSAGE

これからの目標

入庁して5年間は水上安全係として警備艇を操船していましたが、日常点検を通して船舶の構造や機関に対する知識不足を感じました。そこで希望を出して整備係に配属してもらいましたが、整備の手順や故障箇所を特定するまでの知識と経験は、まだまだ不足していると感じています。少しでも早くエンジンの構造を覚え、整備の要点やコツを学び、最終的には自分一人で整備することができるようになることが目標です。どんなに難しい修理であっても、常に前向きに自ら率先して仕事に向き合っていきます。

TIME TABLE

ある1日のスケジュール

8:30
出勤 整備場から本署へ出航
9:00
朝の指示連絡、打合せ
10:00
整備場に戻り、警備艇の整備・保守点検
12:00
休憩
13:00
警備艇の整備・保守点検、試運転
16:30
当番勤務の水上安全係との引継ぎ連絡
17:00
指示連絡
17:15
退庁

PROFILE

東京湾岸警察署 整備係 主事

平成24年(2012年)
入庁 東京湾岸警察署 水上安全第二係
平成28年(2016年)
水上安全第一係
平成29年(2017年)
現職