平成23年中における刑法犯の認知件数は18万6,435件で、前年と比べて9,535件(4.9%)減少し、平成15年から連続して減少しました。
そのうち、街頭犯罪の認知件数は8万2,152件で、前年と比べ266件(0.3%)減少しました。
また、刑法犯少年の検挙人員は7,790人で、前年と比べて644人(7.6%)減少し、街頭犯罪における少年の検挙人員は1,403人で、前年と比べ104人(6.9%)減少しました。
街頭犯罪のうち、特に少年の検挙人員の占める割合が高いのは、オートバイ盗(85.2%)、路上強盗(56.2%)、部品ねらい(46.3%)、自動販売機ねらい(42.9%)でした。

| ※ 刑法犯罪・・・ | 刑法に規定する罪のことで、殺人・強盗・恐喝・窃盗・詐欺・性犯罪などを計上しています。 |
| ※ 街頭犯罪・・・ | 街頭で発生する犯罪のうち、「路上強盗・ひったくり・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい」を計上しています。 |
| ※ 少 年・・・ | 20歳に満たない者をいいます(男女の別は問いません。)。 |
刑法犯少年の検挙人員は、平成21年から3年連続で減少傾向となっています。
しかし、平成23年中の少年の検挙人員を前年と比較すると、街頭犯罪のうち路上強盗で検挙された少年は平成22年中は32人でしたが、平成23年中は68人で、前年と比べると112.5%増加しました。
一方、検挙人数が減少した犯罪をみると、ひったくりで検挙された少年は平成22年中は79人でしたが、平成23年中は71人で、その他、車上ねらい、オートバイ盗、自動車盗、自転車盗等での検挙も、それぞれ3年連続で減少しました。
初発型非行である万引き事件で検挙された少年の人数については、平成23年中は3,206人で、平成22年中と比べ330人減少しましたが、検挙した窃盗犯全体の約7割を占めていました。
また、最近の特異な検挙事例として、
○ 大手買取店で現金化するために、ゲームソフト等を大量に万引きした窃盗事件
○ アイドルファンクラブの仲間が他のグループのメンバーとメールのやり取りをしたことに憤慨しての傷害事件
○ 後輩に対して「礼儀を教えてやる」等と因縁をつけた傷害事件
○ 葛西臨海公園内で金を奪い取っていた強盗致傷事件
○ 因縁をつけ乗っていたオートバイなどを奪い取った強盗致傷事件
○ 帰宅中の女性から強引にバッグなどを引っ張って転倒させた強盗致傷事件
などがあります。
警視庁では、こうした犯罪の発生警察署に本部の捜査員を派遣して、集中的な取締りを行うとともに、少年被疑者の立ち直りに対する支援を推進しています。
色つきエリアの警察署名をクリックすると、検挙事例が見られます。
※ 検挙事例は平成23年12月現在のものです。