更新日:2016年3月31日
○位 → アンケート投票による順位
(○位) → 警視庁職員の投票による順位
八王子スーパー強盗殺人事件
11位 (10位) 381票
平成7年7月30日
事件概要
現在捜査中の未解決事件。犯人は閉店後のスーパーに押し入り、数分の間にパートの女性1人とアルバイトの女子高生2人を射殺し、逃亡。報奨金対象事件の中では最も古い事件。
東京オリンピック開催(第18回夏季)
12位 (22位) 375票
昭和39年10月10日から10月24日まで
事件概要
アジア初のオリンピック大会。警視庁はオリンピック東京大会最高警備本部を設置し、延べ28万4千人の警備部隊、3万3千人の警護部隊、通訳など、警護警備を担当した。
二・二六事件
13位 (18位) 327票
昭和11年2月26日
事件概要
陸軍青年将校による反乱。1,500余人の兵で政府転覆を図り、首相官邸、内大臣私邸などを襲撃。戒厳令が布かれた。高橋 是清蔵相ら4人が射殺され、警察官5人が殉職。
阪神・淡路大震災
13位 (16位) 327票
平成7年1月17日
事件概要
関西を襲った大震災。死者6千5百人、負傷者4万4千人、都市が広範囲に破壊され甚大な被害をもたらした。警視庁は当日から救援を開始。117日間に延べ7万人が支援した。
関東大震災
15位 (23位) 302票
大正12年9月1日
事件概要
史上最大級の大地震。死者・行方不明者は10万5千人余。警視庁の活動は人命救助、防火、誘導保護、流言飛語の警戒取締りほか昼夜問わず続けられた。殉職者94人。
西南の役(西南戦争)
16位 (9位) 299票
明治10年2月から9月まで
事件概要
明治維新で最大の内戦。東京警視本署(現在の警視庁)は川路 利良・初代大警視(現在の警視総監)以下9,500人が「警視隊」を編成し、政府の征討軍に参加した。内878人が戦死。
オウム真理教事件特別手配3人の逮捕
17位 (6位) 256票
平成24年1月1日から
事件概要
特別手配の16年後に平田 信が丸の内署に出頭。その後都民の情報提供を受け、6月に菊地 直子と高橋 克也をそれぞれ検挙した。全員の検挙を受け特別捜査本部は閉鎖。
連続幼女誘拐殺人事件
18位 (37位) 225票
平成元年6月6日
事件概要
4人の少女を次々と誘拐・殺害。犯行声明も出された。犯人は別のわいせつ事件で現行犯逮捕された後、犯行を自供。事件の異常さはこれまでに類がなく、社会を震撼させた。
よど号ハイジャック事件
19位 (34位) 187票
昭和45年3月31日
事件概要
日本における最初のハイジャック。赤軍派9人が日航機「よど号」をハイジャックし、北朝鮮に出国・亡命。人質となった乗員・乗客138人は中継したソウルで無事解放。
大喪の礼/即位の礼・大嘗祭
19位 (5位) 187票
平成2年11月12日
事件概要
昭和天皇崩御、今上天皇即位の儀式。世界各国の代表が参列した。警視庁は最高警備本部を設置。全国の応援も含め3万人超の体制で、期間・規模とも史上最大の警備を行った。
皇太子殿下「結婚の儀」とパレード
21位 (44位) 177票
平成5年6月9日
事件概要
皇太子徳仁親王殿下と小和田 雅子様との「結婚の儀」が皇居で執り行われた。
ホテルニュージャパン火災
22位 (46位) 174票
昭和57年2月8日
事件概要
死者33人、負傷25人の大惨事となったホテル火災。直接原因は宿泊客の煙草の不始末だが、後に安全性を軽視した経営姿勢が明らかになった。警察官延べ1,247人が動員。
帝銀事件
23位 (63位) 156票
昭和23年1月26日
事件概要
占領期に起こった無差別大量殺人。赤痢予防の緊急事態と偽り、犯人が帝国銀行の行員らに毒薬を飲ませ12人を殺害。8月に犯人逮捕。事件を題材に多くの小説や映画が作られた。
板橋署宮本警部殉職
24位 (15位) 122票
平成19年2月6日
事件概要
東武東上線ときわ台駅前の踏切で、線路内に立ち入った女性を警察官が救助。その際に電車と接触し、6日後に死亡した。
東大安田講堂事件・神田解放区闘争
25位 (40位) 117票
昭和44年1月18日
事件概要
東京における学園紛争の頂点。東大安田講堂事件では機動隊が出動。封鎖解除に72時間を要した。神田には東大支援の学生が集結し、街頭抗議活動が警察部隊と衝突。
台風26号による伊豆大島災害
26位 (29位) 109票
平成25年10月16日
事件概要
記録的な大雨、土砂崩れや土石流により甚大な被害。大島町では35人が死亡、4人が行方不明。警視庁は特殊救助隊や機動隊、警備犬などを派遣し災害警備にあたった。
2002年サッカーワールドカップ
27位 (28位) 99票
平成14年5月31日から6月30日まで
事件概要
日韓両国で史上初の二カ国共催となった。事前から海外観光客の増加、フーリガンの入国が予想された。警視庁は開催地に機動隊を派遣。ほか都内主要繁華街での警備にあたった。
60年安保闘争(第一次安保警備)
28位 (55位) 95票
昭和34年ころ
事件概要
日米安保条約改定の強行採決に反対する一連の抗議行動。5・6月は10から30万人規模のデモが連日展開され、警視庁は国会内外で警備を行った。デモ中の女子大生1人が圧死。
三島事件
29位 (52位) 93票
昭和45年11月25日
事件概要
作家・三島 由紀夫が自衛隊員に決起演説をした後、割腹自殺。陸上自衛隊駐屯地で高官を人質に取り実行。著名な作家が突然起こした行動とその結末は社会を困惑させた。
制服警察官女子大生殺人事件
30位 (12位) 89票
昭和53年1月10日
事件概要
現職警察官による殺人。警察官が女性のアパートに勤務中に侵入・殺害。警視庁創立以来の汚点とされ、警視総監と北沢警察署長が引責辞任した。
柴又女子大生殺人放火事件
31位 (35位) 79票
平成8年9月9日
事件概要
現在捜査中の未解決事件。民家の火事の焼け跡から女子大生の遺体が発見された。首を刺されて殺害されたことが判明。海外留学を2日後に控えた直前の悲劇だった。
浅沼社会党委員長刺殺事件
32位 (59位) 75票
昭和35年10月12日
事件概要
演説中の政治家が刺殺された事件。日比谷公会堂の三党党首演説会で、2千人以上の聴衆と池田首相の目の前で起こり、テレビで実況中継された。犯人は17歳の右翼少年。
連続企業爆破事件
32位 (30位) 75票
昭和49年8月30日から
事件概要
爆弾テロ。丸の内ビル三菱重工業本社1階玄関に仕掛けられた爆弾が爆発。8人が死亡、385人が負傷。その後三菱物産本社ビル、間組本社ビルほか、企業を狙う爆破事件が続いた。
五・一五事件
34位 (38位) 74票
昭和7年5月15日
事件概要
海軍将校らによる反乱。陸軍士官学校生や民間人30人と結託。政府転覆を図り、首相官邸、警視庁、日本銀行など襲撃。犬養 毅首相が射殺された。警察官1人が殉職。
下山事件
34位 (80位) 74票
昭和24年7月5日
事件概要
下山 定則国鉄総裁が出勤途中に失踪、翌日に綾瀬駅付近の線路上で轢死体で発見された。自殺と認定された後も、当時の占領政策や国鉄人員整理闘争との関連が問われた。
日航羽田沖墜落事故
36位 (43位) 70票
昭和57年2月9日
事件概要
墜落原因は機長の異常な操縦。海中に墜落し、乗客24人が死亡、乗員乗客141人が負傷。警視庁は航空隊、消防庁、海上保安庁など関係各所と連携し負傷者を救出。
三河島事故
37位 (77位) 68票
昭和37年5月3日
事件概要
常磐線三河島駅付近で発生した列車の二重衝突事故。160人が死亡する大惨事となった。荒川警察署に特別捜査本部を設置し、警視総監以下700人が救助と原因究明にあたった。
新潟県中越地震
37位 (51位) 68票
平成16年10月23日
事件概要
中越地方を襲った大震災。警視庁は広域緊急援助隊、災害救助部隊総勢380人、救助犬2頭、女性機動隊員9人を派遣し、救援活動を支えた。
歌舞伎町雑居ビル火災
39位 (48位) 63票
平成13年9月1日
事件概要
大惨事となったビル火災。歌舞伎町の雑居ビル3階付近から出火。従業員と客合わせて44人が死亡。安全対策の欠陥が被害を拡大した。事件の可能性もあり、現在も捜査中。
学園紛争(早大、日大、東大ほか)
40位 (41位) 53票
昭和41年から
事件概要
全国に広がった学生デモが過激化。大学に対する改革要求が学生間の連携を通して肥大化し、各地でバリケード封鎖が発生。入試の中止も。日大紛争では警察官1人が殉職。
ロス疑惑(保険金目的女性殺人事件)
40位 (89位) 53票
昭和60年から
事件概要
ロサンゼルスで発生した保険金殺人疑惑。日本と米国で捜査が行われた。日本では昭和63年に主犯と共謀犯を逮捕。マスコミの報道に関係者が積極的に対応し、社会の注目を集めた。
世田谷署警部補殉職
42位 (31位) 51票
平成13年8月26日
事件概要
「刃物を持った男がうろついている」と通報を受けた警察官が男に職務質問。抵抗して刺された。さらに襲われたため、拳銃を発砲し犯人を制圧。その後警察官は死亡した。
立川署警察官による拳銃使用殺人事件
43位 (11位) 50票
平成19年8月20日
事件概要
警察官が勤務中に知人女性宅に侵入し、貸与された拳銃で女性を射殺。その後、自分を撃ち自殺。警察官によるストーカーの末の凶行は、警察の信頼を失墜させた。
六本木クラブ襲撃事件
43位 (32位) 50票
平成24年12月11日
事件概要
六本木のクラブで男性が突如乱入した集団に金属バットで撲殺された。この事件をきっかけに警察庁は通称「半グレ」を「準暴力団」と定義。主犯格の容疑者は国際指名手配中。
ルーシー・ブラックマンさん事件
45位 (70位) 48票
平成12年7月1日
事件概要
六本木のクラブで働く英国人女性が暴行・殺害された。遺体はバラバラに切断された状態で発見。英国でも大きく報道された。犯人は合計10の類似事件で立件され、刑が確定。
深川通り魔殺人事件
46位 (61位) 47票
昭和56年6月17日
事件概要
無差別殺人。犯人は商店街の路上で主婦や子供たちを次々に包丁で刺した後、人質をとり中華そば店に立てこもった。4人が死亡、3人が負傷。犯人は覚せい剤を常用。
東村山署旭が丘派出所警察官殺害事件
46位 (13位) 47票
平成4年2月14日
事件概要
警察官を狙った殺人と拳銃強奪。犯人は警察官に道を尋ねるふりをして刃物で刺殺。実弾5発入りの拳銃が奪われた。未解決のまま時効。
原首相暗殺事件
48位 (49位) 46票
大正10年11月4日
事件概要
首相が東京駅で刺殺された事件。首相は即死。犯人は山手線大塚駅職員。原 敬は爵位なき初の「平民宰相」と呼ばれ、教育・交通・産業通商・国防の改善に積極的に取り組んだ。
新宿クリスマスツリー爆弾事件
49位 (67位) 45票
昭和46年12月24日
事件概要
爆弾テロ。クリスマスツリーに偽装した時限爆弾が爆発し、警察官2人と通行人10人が負傷。爆弾テロが続く中、企業や警察などの目標を持たない無差別テロとして注目された。
桜田門事件
50位 (33位) 40票
昭和7年1月8日
事件概要
昭和天皇の暗殺を狙ったテロ。警視庁の正門付近で天皇陛下の馬車列に爆弾が投げつけられ爆発。未遂に終わった。1人が負傷。犯人は即時逮捕。警視総監が懲戒免官。
問合せ先
警視庁 広報課 警察参考室
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
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