更新日:2020年2月28日
都内・全国の交通事故死者数構成率
令和元年中の東京都内の交通事故による死者数は133人(-10人)で、そのうち二輪車(原動機付自転車を含む)乗車中の交通事故死者数は28人(-16人)でした。都内の交通事故死者数構成率は、21.1パーセント(-9.7ポイント)で、全国の構成率(15.9パーセント)に比べて高い数値となっています。
注記 括弧内は前年比
(警視庁交通総務課集計)
東京都内死者数 |
東京都内構成率 |
全国死者数 |
全国構成率 |
|
---|---|---|---|---|
二輪車 | 28人 | 21.1パーセント | 510人 |
15.9パーセント |
四輪車 | 14人 | 10.5パーセント | 1,083人 |
33.7パーセント |
自転車 | 34人 | 25.6パーセント | 433人 |
13.5パーセント |
歩行者 | 57人 | 42.9パーセント | 1,176人 |
36.6パーセント |
その他 | 0人 | 0パーセント | 13人 |
0.4パーセント |
合計 | 133人 | 100パーセント | 3,215人 |
100パーセント |
全交通事故死者数に占める二輪車乗車中の交通事故死者数構成率の推移
都内の二輪車乗車中の交通死亡事故
通行目的別
令和元年、過去5年平均ともに、通勤時が約半数を占めています。時間にゆとりを持ち、速度を抑え、安全確認を徹底してください。
発生時間帯別
令和元年、過去5年平均ともに、午前6時から午前8時の時間帯に多発しています。
発生月別
- 令和元年は、11月に5件、4月と10月に4件と多発しています。
- 過去5年平均では、4月、7月から8月に多くなっています。
年齢層別
令和元年、過去5年平均ともに、若年層と40歳代が多くなっています。
事故類型別
令和元年、過去5年平均ともに単独事故、右折時が多くなっています。
速度超過に注意し、特に交差点での安全確認を徹底してください。
致命傷部位
事故により最悪の結果を招く原因となる損傷主部位は、頭部・胸部・腹部が大部分を占めています。
令和元年中に発生した二輪車乗車中の死者のうち、約40パーセントで事故時にヘルメットが脱落していました。
事故の際に被害を軽減させるには
- ヘルメットのあごひもをしっかり締める
- 胸部プロテクターを着用する
の2点がとても大切です。
情報発信元
警視庁 交通総務課 交通安全対策第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)
