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薬物に関するデータ

更新日:2021年6月16日

薬物事犯全体における最近の傾向

近年、大麻事犯は年々増加傾向にあり、とりわけ30歳未満のいわゆる若年層における大麻の蔓延は、以前にも増して深刻な状況となっています。

来日外国人密売グループは暴力団と結託して、組織化、巧妙化傾向を一段と強める一方、密売方法も都市部を避け、住宅地等に移しています。また、インターネットや携帯電話、宅配便を利用するなど、その手口がますます潜在化しています。

少年など若年層の者たちが、覚醒剤のことを「エス」・「スピード」、大麻を「マリファナ」・「ハッパ」、MDMAを「エクスタシー」・「バツ」と呼ぶなど、ファッション感覚で使用したり、薬物乱用に対する規範意識の低下や、薬物乱用の危険性・有害性についての認識不足から、安易に覚醒剤、大麻や麻薬、危険ドラッグ等に手を出しています。

薬物は、一度でも使用してしまうとやめられなくなります。
薬物に関する正しい知識を身につけましょう。

薬物の 甘い誘惑 断つ勇気

薬物事犯の検挙状況

令和2年中、都内においては薬物事犯で、2,246人を検挙しました。検挙した者の中で、男性1,976人、女性270人であり、未成年者は153人で、全体の約7パーセントを占めています。
また、薬物の密売には、暴力団や来日外国人等の国際犯罪組織が深く関与しています。

薬物事犯男女別検挙状況グラフ

薬物の押収量

令和2年中の都内における薬物の押収量は、約40キログラムでした。

薬物は、外国から送られる重機等に隠したり、国際航空郵便を利用したり、手荷物に隠したりして密輸入され、国内でインターネットや宅配便を利用して密売されています。年々薬物の密輸・密売手段が巧妙化し、水面下において大量の薬物が流入し、拡散している状況が見られます。

これに対し警視庁では、関係機関との連携を密にし、取締りを一層強化しています。

令和2年中の押収量

麻薬 127グラム
大麻 15,758グラム
覚醒剤 20,596グラム
薬物押収総量(その他の薬物を含む) 39,752グラム

麻薬押収量

麻薬押収量グラフ

覚醒剤押収量

覚せい剤押収量グラフ

大麻押収量

大麻押収量グラフ

検挙事例

ベトナム人らによる麻薬特例法違反事件

事犯の概要

埼玉県内において、薬物犯罪を犯す意思をもって、覚醒剤などの代替物を所持したとして、ベトナム人の男ら6人を麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)で検挙した。

ベトナム人グループによる覚せい剤等密輸入事件

無職の男らによる大麻取締法違反事件

事犯の概要

小笠原村内の自宅において、大麻と認められる乾燥植物片約1.2g等を所持したとして、無職の男ら2人を大麻取締法違反(営利目的所持等)で検挙した。   

小笠原村母島における大麻栽培等事件

会社役員らによる医薬品医療機器等法違反事件

事犯の概要

葛飾区内の自宅等において、医療等の用途以外に供するため、指定薬物である液体及び粉末等を販売目的で貯蔵したとして、会社役員の男ら3人を医薬品医療機器等法違反(販売目的貯蔵)で検挙した。

医薬品医療機器等法違反事件

中国人らによる覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)事件

事犯の概要

静岡県南伊豆町の海岸において、営利の目的で覚醒剤1トンを密輸したとして、中国人の男ら7人を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)で検挙した。

中国人らによる覚せい剤取締法違反

イラン人らによる覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)事件

事犯の概要

中国広州市所在の倉庫に覚醒剤を隠匿した船舶用減速機1台を搬入させ、香港特別行政区所在の港において船舶に搭載し、本邦へ密輸入させたとして、メキシコ人の男1人とイラン人の男2人を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)で検挙した。

メキシコ来大量覚せい剤密輸入事件

米国来覚醒剤密輸入事件

事犯の概要

米国から、航空小口急送貨物に隠匿した覚醒剤を含有する水溶液(乾燥重量約954グラム)を本邦に密輸入したなどの事件で、無職の男ら3人を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)で検挙しました。

メキシコ合衆国来大量覚醒剤密輸入事件

事犯の概要

メキシコ合衆国から、航空小口急送貨物に隠匿した覚醒剤を本邦に密輸入した事件で、メキシコ人2人を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)で検挙し、覚醒剤約25.2キログラムを押収しました。

稲川会傘下組織幹部らによる覚醒剤密輸入事件

事犯の概要

中華人民共和国から、国際スピード郵便を利用して覚醒剤を本邦に密輸入した事件で、稲川会傘下組織幹部の男を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)で検挙し、覚醒剤約2.0キログラムを押収しました。

インターネットを利用した危険ドラッグ密売事件

事犯の概要

都内所在の飲食店において顧客に対し、指定薬物である通称α-PHPPを含有する白色粉末等合計約46.4グラムを代金合計20万円で販売したなどの事件で、危険ドラッグ販売サイト経営の男を医薬品医療機器等法違反(業として販売)等で検挙しました。

米国来危険ドラッグ密輸入事件

事犯の概要

米国から、スーツケース内に隠匿した指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する液体を携帯して本邦に密輸入した事件で、韓国人の男を医薬品医療機器等法違反(輸入)等で検挙し、指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する液体約1.6キログラムを押収しました。

情報発信元

警視庁 組織犯罪対策第五課 銃器薬物対策第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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