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あなたの街の少年犯罪

更新日:2020年2月28日

令和元年12月末における都内での刑法犯認知件数は、10万4,668件で、昨年の同期と比べて9,824件(8.6パーセント)減少し、平成15年以降連続して減少しています。
また、刑法犯少年の検挙・補導人員は、4,748人で、昨年の同期と比べて376人(7.3パーセント)減少しました。
一方、街頭犯罪の認知件数も、3万8,353件で、4,023件(9.5パーセント)減少し、街頭犯罪における少年の検挙・補導人員は、441人で、80人(15.4パーセント)減少しました。
特に街頭犯罪のうち、少年の検挙・補導人員の占める割合が高い罪種は、オートバイ盗(82.6パーセント)、自動販売機ねらい(62.5パーセント)でした。

検挙・補導人員における少年の割合(令和元年12月末)

刑法犯罪

総検挙 25,952人

内訳

成人 22,354人(86.1パーセント)
少年 3,598人(13.9パーセント)

街頭犯罪

総検挙 1,541人

内訳

成人 1,100人(71.4パーセント)
少年 441人(28.6パーセント)

刑法犯罪

刑法に規定する罪のことで、殺人・強盗・恐喝・窃盗・詐欺・性犯罪などを計上しています。

街頭犯罪

街頭で発生する犯罪のうち、「路上強盗・ひったくり・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい」を計上しています。

少年

20歳に満たない者をいいます(男女の別は問いません)。

少年犯罪の状況

刑法犯少年の検挙・補導人員は、平成22年以降、減少しています。
しかし、令和元年12月末現在、路上強盗で検挙・補導された少年は30人で、昨年同期比21人(333パーセント)増加しています。
一方、ひったくりは11人で昨年比11人(50.0パーセント)減少しています。
振り込め詐欺等の特殊詐欺は131人で、昨年同期比107人(45.0パーセント)減少しておりますが、少年が占める割合は17.9パーセントと依然として高水準にあり、少年の関与が大きな社会問題となっています。
窃盗犯のうち、万引きで検挙・補導された少年は1,322人で、昨年同期比249人(15.8パーセント)減少していますが、窃盗犯全体の7割弱(64.1パーセント)と、依然として高い割合を占めています。

令和元年12月末現在の主な検挙事例

特殊詐欺関連

メロンと一緒に手形を誤って送ってしまったという名目で現金を騙し取った少年らを検挙

東大和署は、被害者の甥を装って、「メロンと一緒に会社の手形も間違って送ってしまった。今日中に50万円を用意してほしい。」等と嘘を言って、被害者から現金50万円を騙し取った少年3人(解体工1人、無職2人)を詐欺罪で検挙しました。

警察官を装ってキャッシュカードをすり替えて盗み、現金を引き出した少年を検挙

富坂署、向島署は、警察官を装って、「詐欺犯人が捕まり、あなたの口座から30万円引き出されていることがわかりました。警察は救済手続きを国から頼まれて行っていますので、暗証番号をメモ紙に書いておいてください。」等と嘘を言って、被害者のキャッシュカード3枚を封筒に入れさせ、隙をみて用意した偽カード入りの封筒とすり替えて盗み、そのキャッシュカードを使って銀行内の現金自動預払機から現金102万円を引き出し、さらに同日、別の被害者に対して、同様の方法でキャッシュカード2枚等を盗み、銀行内の現金自動預払機から現金300万円を引き出した無職の少女1人を窃盗罪で検挙しました。

市役所職員等を装ってキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少年らを検挙

富坂署は、市役所職員等を装って、「後期高齢者医療保険の還付金を受けるには、キャッシュカードを新しくする必要があります。」等と嘘を言って、被害者からキャッシュカード1枚の交付を受け、同キャッシュカードを使ってコンビニエンスストア内の現金自動預払機から現金50万円を引き出した少年1人(無職)と成人2人(無職)の男を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

ベトナム通貨購入に関する名義貸し名目で現金を騙し取った少年らを検挙

綾瀬署は、証券会社や金融機関等の社員を装って、「ベトナム通貨を購入するということで当社に600万円の振り込みをいただきましたが、もしかして他人に自分の名義を貸したんですか。名義貸しは犯罪であり、お金が用意できなければ、警察に告訴されて逮捕されてしまいますよ。」等と嘘を言って、被害者から現金600万円を騙し取った少年5人(建設作業員2人、無職3人)と成人1人(無職)を詐欺罪で検挙しました。

息子がお金を無くしたという名目で現金を騙し取った少年らを検挙

池上署は、被害者の息子を装って、「お金を無くして困っていて、至急お金が必要になった。」等と嘘を言って、被害者から現金300万円を騙し取った少年2人(無職1人、見習工1人)と成人1人(無職)を詐欺罪で検挙しました

警察官や金融庁職員を装ってキャッシュカードを騙し取ろうとした少年らを検挙

浅草署は、警察官や金融庁職員を装って、「中国人グループをキャッシュカード偽造容疑で逮捕したところ、あなたの名前が名簿に記載されており、あなたのキャッシュカードが偽造されている可能性があるので渡してもらいたい。」等と嘘を言って、被害者からキャッシュカード3枚を騙し取ろうとした少年3人(無職)と成人1人(自称自営業)とを詐欺未遂罪で検挙しました。

市役所職員等を装ってキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少年らを検挙

立川署は、市役所職員等を装って、「5年間の医療費の返還金があります。今度キャッシュカードが新しくなるので、交換しなければならない。」等と嘘を言って、被害者からキャッシュカード1枚の交付を受け、同キャッシュカードを使ってコンビニエンスストアの現金自動預払機から現金50万円を引き出した少年1人(無職)と成人1人(左官業)とを詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

仕事上のトラブルという名目で現金・キャッシュカードを騙し取った少年らを検挙

五日市署は、被害者の息子を装って、「会社の上司が小切手を誤配送してしまった。今日中にお金が必要だ。」等と嘘を言って、被害者から現金50万円及びキャッシュカード1枚を騙し取った少年2人(飲食店従業員1人、無職1人)と成人1人(無職)とを詐欺罪で検挙しました。

仕事上のトラブルという名目で現金・キャッシュカードを騙し取った少年を検挙

巣鴨署は、被害者の息子を装って、「会社の大切な書類を誤発送してしまった。今日中に契約ができないと大変なことになる。300万円必要なんだけど。キャッシュカードを渡してもらえれば、自分で下すから大丈夫だよ。」等と嘘を言って、被害者から現金290万円及びキャッシュカード1枚を騙し取った無職の少女1人を詐欺罪で検挙しました。

凶悪犯

暴走族への参加を断った知人らをナイフで刺し金属バット等で殴る等して傷害を負わせた少年らを検挙

城東署は、団地広場内において、暴走族への参加の誘いを断った被害者3人をナイフで刺したり、金属バット等で殴ったりする等の暴行を加え、全治2週間の傷害を負わせた少年3人(無職2人、会社員1人)を傷害罪で検挙しました。

大学生に集団暴行を加え現金等を強取した少年らを検挙

深川署は、「アルバイトのホストについて聞きたい。」等と言って被害者を呼び出し、後方からいきなり金属バット様の物で殴りつけた後、代わる代わる殴る蹴る等の暴行を加えて、急性硬膜下血種等全治1か月の傷害を負わせ、現金5万円在中の財布1個及びリュックサック1個等(時価合計55万円相当)を奪い取った少年9人(高校生1人、会社員5人、大工1人、アルバイト1人、無職1人)と成人1人(会社員)を強盗致傷罪で検挙しました。

通行中の会社員に暴行を加え現金等を強取した少年らを検挙

原宿署、渋谷署、代々木署は、通行中の被害者の後方からいきなりペットボトルを投げつけて、代わる代わる全身を殴る蹴る等の暴行を加えて、全治1か月以上の傷害を負わせ、現金1,300円在中の小銭入れ1個(時価5,000円相当)を奪い取った少年3人(高校生)を強盗致傷罪で検挙しました。

見ず知らずの会社員に因縁を付けて、暴行を加え現金等を強取した少年らを検挙

町田署、南大沢署は、深夜の路上において、帰宅途中の被害者を取り囲み、「何、シカトしてんだよ。メンチきってんじゃねぇぞ。金を置いていけよ。」等と脅して、被害者の顔面や腹部等を殴ったり蹴ったりするなどの暴行を加えて負傷させた上、現金1万3,000円位、キャッシュカード等14点在中のボディバッグ1個、携帯電話機1台(時価合計2万5,000円相当)を奪い取った少年3人(無職1人、庭師1人、アルバイト1人)を強盗致傷罪で検挙しました。

公園内の公衆トイレを放火した少年らを検挙

亀有署は、深夜にトイレットペーパーに火を点けて、公園の男子公衆トイレを焼損させた少年2人(中学生)を非現住建造物等放火罪で検挙しました。

詐欺犯

不正に入手した運転免許証の画像を使用し、消費者金融会社から現金を騙し取った少年らを検挙

東大和署、深川署は、保険代理店勤務の成人被疑者が、消費者金融のホームページにアクセスし、顧客の運転免許証の画像を身分証明書として送信して運転免許証の所有者に成りすまし、別の成人被疑者が、電話で消費者金融会社の審査担当者からの質問に回答し、同社からの融資に必要な会員番号をだまし取り、その後、少年被疑者が、同会員番号を使用しコンビニエンスストアの現金自動預払機から現金50万円を引き出した事案で、少年1人(アルバイト)と共犯者の成人2人(会社員1人、自営業1人)を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

融資保証金名目で現金を騙し取った少女を検挙

西新井署は、SNSを利用して、「融資始めました。お困りの方はお助けいたします。」等と投稿し、14万円の融資を申し込んできた被害者に、「貸出金額の1割を前金としていただいています。」等と返信し、指定した預金口座に現金1万4,000円を振り込ませた少女1人(無職)を詐欺罪で検挙しました。

粗暴犯

同業者の業務を妨害する目的でSNS(会員制交流サイト)のアカウントを消去した少年らを検挙

大森署は、「あなたのSNSのアカウントを5,000万円で買いたいという人がいる。」等と言って被害者を呼び出し、乗車させた自動車内において、「俺らだって手荒なまねはしたくない。早くアカウントを教えろ。」等と脅し、SNSのアカウント4個を消去した少年3人(高校生兼合同会社役員1人、IT系専門学校生1人、個人事業主1人)を電子計算機損壊等業務妨害罪で検挙しました。

異性との交際を巡るトラブルで同級生を殴る蹴るした少年らを検挙

町田署は、公園に被害者を呼び出し、「俺が付き合っている女に連絡取っているだろう。どうしてくれんの。」等と因縁をつけて、代わる代わる殴る蹴る等の暴行を加え、全治2週間を要する顔面打撲等の傷害を負わせた少年4人(造園業2人、足場工1人、アルバイト1人)を傷害罪で検挙しました。

異性を巡り知人に暴行を加え傷害を負わせた少年らを検挙

葛飾署、深川署は、公園内に被害者2人を呼び出し、「お前、俺の元彼女と仲良くしてんなよ。お前最近、調子に乗っていただろう。」等と因縁をつけて、殴る蹴る等の暴行を加え、さらに隙を見て逃げた被害者を捕まえて、殴る蹴る等の暴行を加え、全治10日間の顔面打撲の傷害等を負わせた少年3人(無職1人、アルバイト1人、高校生1人)を暴力行為等処罰に関する法律違反及び傷害罪で検挙しました。

援助交際名目で会社員から現金を脅し取ろうとした少年らを検挙

渋谷署は、女子高校生を囮にして被害者をホテルに誘い込み「お兄さん、終わったね。彼女まだ17歳だよ。警察に電話したら、そっちが終わりだよ。」等と言って、現金を脅し取ろうとした少女1人(高校生)と少年4人(高校生1人、無職3人)を恐喝未遂罪で検挙しました。

始発電車待ちの専門学校生らから現金を脅し取った少年らを検挙

原宿署、渋谷署、代々木署は、公園内で始発電車を待っていた被害者4人に「さっきから何チラチラみてんの。」「財布出すか、殴られるか。」等と脅して、被害者4人から現金合計9,000円及びキャッシュカード等を脅し取った少年4人(高校生3人、会社員1人)を恐喝罪で検挙しました。

後輩らから現金を脅し取ろうとした少年らを検挙

石神井署は、公園に被害者2人を呼び出し、「お前ら、先輩にけんかを売ったらしいな。2人で10万円払えばいいから。」「飛んだら、家を燃やす。周りも殺すから。」等と脅して、現金を脅し取ろうとした少年1人(高校生)と成人1人(無職)を恐喝未遂罪で検挙しました。

後輩を注意した被害者を殴る蹴るした少年を検挙

綾瀬署は、「相手を一方的に殴ったり、蹴ったりしている動画がSNSで炎上している。」との通報をきっかけに捜査をして、後輩に先輩に対する態度を注意した同学年の被害者に暴行を加えた少年1人(高校生)を暴行罪で検挙しました。

友人のバイク紛失トラブルで現金を脅し取ろうとしたうえ、車両内に監禁し傷害を負わせた少年らを検挙

小松川署、蔵前署、千住署、南千住署は、深夜に被害者を呼び出し、友人のバイクを故障させ、紛失させたことに因縁をつけて、「今すぐ15万円払え。お前がバックれたらお前の彼女を拉致ってAVに出させるからな。」等と脅し、さらに移動した場所で被害者の大腿部を蹴ったりした上、「金が払えなかったらどうするんだ。借り行った方が早いだろう。今から新宿行くぞ。」等と脅し、その場から逃げた被害者を捕まえて車両内に監禁した後、車両内や路上で交互に殴ったり蹴ったりして、全治1か月を要する鼻骨骨折、顔面打撲の傷害を負わせた少年7人(高校生1人、無職2人、会社員1人、鉄筋工1人、契約社員1人、電気工1人)を恐喝未遂、逮捕監禁及び傷害罪で検挙しました。

列車軌道敷地内に発煙筒を投げ込み、列車の運行を妨害した少年らを検挙

高尾署は、列車を緊急停止させる目的で、列車軌道敷地内に発煙筒を投げ込み、炎と煙を立ち上がらせ、普通列車を約5分間停車させ、列車の運行業務を妨害させた電車愛好家の少年4人(高校生3人、無職1人)を威力業務妨害罪で検挙しました。

窃盗犯

転売目的でサプリメントを盗んだ少年らを検挙

府中署は、転売する目的でドラッグストア2店舗から、サプリメント合計128点(販売価格合計38万147円)を盗んだ少年2人(派遣社員1人、会社員1人)を窃盗罪で検挙しました。

自動販売機から現金を盗んだ少年らを検挙

昭島署は、自動販売機2台を誤作動させて、現金合計1万2,150円を盗んだ少年1人(高校生)と成人1人(大学生)を窃盗罪で検挙しました。

ゲームセンターのゲーム機の太鼓を盗った少年らを検挙

町田署は、SNSに投稿する目的や自宅でプレイする目的で、ゲームセンター内に設置されたゲーム機の太鼓1個(時価10万円相当)を窃取した少年3人(高校生2人、無職1人)を窃盗罪で検挙しました。

情報発信元

警視庁 少年事件課 指導第二係
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

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