先輩の声
幼い頃から、首都を守り多くの人の力になれる警察の仕事に憧れていました。また、大学生のときに学習塾で、講師のサポートや事務スタッフのアルバイトをしており、また、体育会のマネージャーをしていた経験から、自分は事務職に向いているのではないかと考えて警察行政職員を志望しました。警務係の仕事は、警察署の運営、人事、衛生管理、公務災害、犯罪被害者支援、犯罪統計、広報、広聴など多岐にわたります。私は、警務係員として、警察署の窓口業務や電話の受付業務をはじめ、署員の勤務管理、イベントの運営補助のほか、警察署ホームページの作成などを担当していました。会計厚生係へ異動となった現在も、この経験を活かし業務に従事しています。
警務係の仕事では、都民が相談に訪れる窓口や電話での受付、来訪者対応など多くの場面で、迅速な行動が求められます。素早さを心掛けながらも、一人ひとりに丁寧な対応ができ、来訪者の方に感謝されたときに、やりがいを感じます。また、署員が困っているときや悩んでいる様子を察し、「何かお手伝いできることはありますか?」と声を掛けることで、その悩みを解消する一助となり、感謝されることもこの仕事の魅力の一つです。警務係は警察署の中心的な存在であり、署全体の雰囲気にも大きな影響を与えていることを感じています。
仕事をする上で
大切にしていること
困ったり、悩んだりして警察署を訪れる方の不安を少しでも取り除くよう、相手に寄り添った対応を心掛けています。入庁したばかりの頃は知識も経験も足りず、相談内容を聞き取るだけで精一杯でしたが、現在は少しずつですが、着実に自分が成長している実感と仕事に対する手応えを感じています。今後も都民の方に安心して警察署へ来ていただけるよう、丁寧な対応を大切にしていきたいと思っています。
今後は、警務係で実践してきた都民応接の経験を、あらゆる業務に活かしていきたいと考えています。入庁して1年が経ち、地域のイベントなどに携わる中で、都民と協力し合いながら安全な社会の実現に尽力するという警視庁の魅力を、実践的に深く感じることができました。そういった活動を通して警視庁の魅力をより多くの人に知ってもらうために、将来は広報の仕事に携わりたいと考えています。
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