スペシャリストたちの
CAREER

先輩の声

官民連携による
テロを許さない
街づくりを推進する。

PROFILE

警備第一課 危機管理室 室長
警視
1990年入庁

多くの友人が民間企業に就職する中、人の役に立ちたい、未知の世界に飛び込んで自分の力を試してみたいと警視庁に入庁。交通部門、警務部門、生活安全部門などを経て、現在は、テロや武力攻撃、感染症拡大などの不測の事態に対し、関係機関や民間事業者と連携し対応する危機管理室の室長として、各種対策にあたっている。

1995-1998

警察学校 学級係

町田警察署、荏原警察署での勤務を経て警察学校に異動となり、初任科の助教として学生を指導しました。初任科は、これから警察官として勤務する上での基礎や厳しさを学ぶ場です。人を指導するということは、自分がしっかり理解していなければならず、学生に対して模範を示さなければなりません。そうした意味でも、常に基本に忠実であり初心を忘れることなく勤務することができました。今では、その頃に指導した教え子たちが、いろいろな分野で活躍していることが、私の励みや活力になっています。

2000-2002

第一機動隊 広報・庶務係

第一機動隊では小隊長として、日韓合同開催のワールドカップサッカー大会、アメリカ合衆国大統領の来日など多くの警備に従事しました。一人ひとりが立場や役割を自覚し、訓練を重ねて一丸となって本番に臨みましたが、警備を完遂した充実感と隊全体の一体感を味わうことができたのは、私にとって貴重な経験となりました。また、機動隊は男性色が濃いイメージがありますが、男性に比べて体力や体格が劣る女性でも、男性と同じようにできる仕事や女性に向いている仕事もあります。自分でもできることを見いだし、実践することが大切だという発想を持ちました。

2003-2008

生活安全総務課
生活安全対策係

犯罪抑止のための情報発信プロジェクトの一員となり、防犯に関わるメール配信システムを構築したほか、警視庁ホームページに地図情報システムを活用した「犯罪情報マップ」の掲載を開始しました。メール配信業務は警視庁初の試みで、犯罪情報を配信する方法や内容の精査、プライバシーに関わる個人情報の流出への配慮など、様々な検討を重ねて運用に至った時には、大きな達成感を得ることができました。

2011-2015

警備第一課 危機管理室

警備第一課に異動となり、民間事業者の協力を得て、テロ等の大規模災害が発生した際に、民間事業者が設置運用する防犯カメラの映像を警視庁にリアルタイムに伝送する「非常時映像伝送システム」や、鉄道・ライフライン事業者と警視庁を専用回線でつなぐ「緊急時直通電話線システム」、警視庁本部との通信機能を有する持ち運び可能な電光掲示板「情報伝送システム」の運用を開始しました。警察内部だけでなく、部外の民間事業者と折衝する経験を通じて、官民連携の重要性を改めて認識しました。

2015-2016

蒲田警察署 交通課 課長

蒲田警察署では、交通課長として任務にあたりました。交通安全協会をはじめとする協力団体の皆様は、街の安全に対する意識が強く、「交通事故ゼロ」を目指して、平素から街頭配置活動やキャンペーン活動などを積極的に実施されています。街の安全・安心は警察の力だけでは成し得ることができません。警察との連携に多大なご協力をいただいている街の方々には心から感謝しています。

2016-2018

第三機動隊 副隊長

第三機動隊の副隊長として、「警備に失敗は許されない」との認識の下、若い隊員たちと共に各種警備に臨みましたが、無事に完遂できた時の喜びと安堵感は、今でも忘れられません。また、私が小隊長として機動隊で勤務していた頃とは異なり、女性隊員も男性隊員と一緒に警備の現場に出る機会が多く、男性隊員と同じように勤務している女性隊員の姿を見て、とても頼もしく感じました。

2018-現在

警備第一課 危機管理室長

現在、危機管理室長として担当するテロ対策においては、「テロ対策東京パートナーシップ」という官民連携したネットワークを通じて、テロの未然防止やテロが発生した際に被害を最小限に抑えることなど、各種対策を推進しています。日本においても、テロの起こる可能性が否定できない中、警察の取組だけでは十分ではありません。しかし、みんなが力を合わせることにより大きな力を発揮することができる、これがパートナーシップの発想です。このネットワークが発足して10年以上が経過しますが、参画者の皆さんのテロに対する危機意識が高まり、セキュリティ対策が確実に強化されていることを実感しています。東京で発足したこの官民連携したテロ対策のネットワークは、今では全国に広がっており、この取組の重要性を認識し、更に相互の連携を深め、テロ対策の強化に努めています。

これまでのキャリアを
振り返って

私は、これまで様々な分野の仕事を経験してきましたが、その多くが、都民国民の皆さんの協力なくしては、成し得ないものでした。テロも災害も犯罪も交通事故も防止するための完璧な対策はありません。しかし、一人一人が危機意識を高く持って行動することにより、被害に遭うリスクを減らすことや被害を最小限に抑えることは可能です。これからも私は、担った仕事に誇りを持ち、「世界一安全な都市、東京」の実現を目指して、「テロを許さない街づくり」を推進していきます。

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