先輩の声
中学時代に柔道を指導していただいた警察官の方から、私の明るい性格が警察官に向いていると声を掛けられ、柔道で培った心技体を活かせる仕事であると思い志望しました。現在は日野警察署の交通総務係の窓口で、運転免許証の各種手続を行う業務のほか、子供から高齢者までの幅広い世代に対して横断歩道の渡り方や自転車の正しい乗り方を身につけてもらうための交通安全教育を行っています。また、都民の皆さんが警察をより身近に感じてもらえるように、交通少年団と一緒にイベントやキャンペーンを通じて交通安全の輪を広げる活動をしています。
保育園や幼稚園、小学校を訪問し、子供たちと関わりながら、交通安全教育の大切さを実感しています。「自分の命は自分で守る」ということを子供たちにどのように伝えたらよいのか、自分の指導が少しでも心に残ってほしいと試行錯誤の毎日です。子供たちの元気な笑顔が私の大きな活力となっています。
仕事をする上で
大切にしていること
幼児や小学生に対しては、信号機のルールや標識の意味について、興味を持って理解してもらえるよう、指人形や歌、ミニゲームを取り入れるなど工夫しています。交通安全教育を担当したばかりの頃は、子供たちに交通ルールの大切さを理解してもらえるかどうか不安でしたが、小学校での交通安全教室が終わった後に、女の子から「自分の命を自分で守るために交通ルールが大切だと分かりました。私もお姉さんのようなかっこよくて優しいお巡りさんになるのが夢です」と言ってもらえた時はとてもうれしく思いましたし、自信にもつながりました。
柔道で学んだ礼節を都民応接にも活かし、都民に安心感を与えられる、強く、優しく、人に寄り添える警察官になりたいです。私の目標は、警衛課で皇族の方々を守るプロフェッショナルになることです。グローバル化や多様化している世界に対応できるよう、今から語学力を身に付けるなど自己研鑽に努めています。
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