先輩の声

警察署・事務
(会計)

本富士警察署
会計厚生係
主任

わずかな手掛かりから
持ち主を探し出し返還する。

1件でも多くの落とし物を返したい


本富士警察署
会計厚生係
主任
平成27年
(2015年)
入庁 愛宕警察署へ卒業配置 会計厚生係
平成28年
(2016年)
会計課 遺失物第二係
平成31年
(2019年)
遺失物対策係
令和2年
(2020年)
本富士警察署へ昇任配置 現職

入庁の経緯と現在の仕事

地元が大雪災害に見舞われた際、厳しい状況の中、懸命に救出活動や安否確認を行う警察職員の姿に強く胸を打たれました。その頃、私も人の助けになる仕事に就きたいと考えていたことから、日本一の警察組織である警視庁の警察行政職員を志しました。会計係は、警察活動で必要な予算の管理と執行、警察署や交番の施設管理、制服・装備品や物品の管理、さらに署員の給与や福利厚生に関する事務などを行います。私は、警察署や交番に届けられる落とし物を調査し、落とし主に返還する遺失物業務を担当しています。

担当業務のやりがい

本富士警察署には近隣の大学や病院から拾得物が数多く届けられます。学生証、診察券、財布、携帯電話など拾得物はすべて落とし主の大切な物ですので、わずかでも手掛かりとなるものを見つけ出し、遺失届のデータと照合して落とし主に返還しています。以前、拾得物としてギターが届けられたことがありました。刻まれた小さなシンボルマークからギターを製作した方が判明し、問い合わせた結果、無事に落とし主に返還することができました。後日、落とし主から、「大切にしていたオリジナルのギターで、この世に1本しかない物でした。戻って来て夢のようです。本当に感謝しています」と手紙をいただいた時はとてもうれしかったです。

仕事をする上で
大切にしていること

遺失物業務で都民と接する際は、都民の信頼に応えられるよう、一つひとつ丁寧に話を伺い、相手の立場になって親身に対応することを心掛けています。拾得物を返還できたときの、落とし主からの「ありがとう」という言葉は、大きな励みになります。警視庁には年間約415万件もの拾得物が届きますが、この拾得物を集約する場所が、私が以前所属していた警視庁遺失物センターです。この施設は全国でも警視庁にしかなく、遺失物に特化したプロフェッショナルの方々が業務を行っており、取扱いに困ったときなど、センターに質問するとたちまち解決に導いてくれます。そこで学んだ知識を少しでも部下や後輩に伝えていきたいと考えています。

これからの目標

東京都の条例や遺失物に関連する法律の改正によって取扱い方法が変わることもあり、常に法律の勉強を欠かさず会計業務のエキスパートを目指していきたいです。また、外国人の方に対応する機会も多いので、自己研鑽として取り組んできた英語力も更に向上させていきたいです。

TIME TABLE
ある1日のスケジュール

6:30
起床
7:00
朝食
8:30
出勤
9:00
拾得物・遺失届データの調査
12:00
休憩
13:00
大型施設等の拾得物受入
15:00
拾得物・遺失届データの調査
17:15
退庁
19:30
帰宅、夕食
20:00
勉強、読書など
23:00
就寝