先輩の声

警備警察

災害対策課
特殊救助隊
巡査長

過酷な災害現場で
一人でも多くの命を救う。

訓練は現場のように_現場は訓練のように


災害対策課
特殊救助隊
巡査長
平成22年
(2010年)
入庁
平成23年
(2011年)
東京空港警察署へ卒業配置 地域第三係
平成26年
(2014年)
第七機動隊 第一中隊
平成28年
(2016年)
技術係
平成30年
(2018年)
現職

入庁の経緯と現在の仕事

子供の頃から将来は人の役に立つ仕事に就きたいと考えていました。3歳から高校まで続けていた水泳の特技を生かすことができると思い、一度は海上自衛隊に入隊したのですが、その後すぐに警察の救助部隊が国内外のあらゆる災害現場で活躍していることを知り、救助活動に専念できる道に進みたいと考え、海上自衛隊を退職して警視庁に入庁しました。特殊救助隊は、東日本大震災を教訓に発足した、救助に特化した専門部隊です。地震や台風などの自然災害や、山岳遭難といった人的被害が発生した現場において、国内外を問わず24時間体制で対応し、現地で救助活動に従事します。

担当業務のやりがい

平成30年7月に西日本を襲った豪雨災害において、私は広島県に派遣されました。土砂災害に加えて川の氾濫による洪水が発生し、災害警備本部から「民家が孤立している」という連絡を受け、私たちは急いで現地に向かいました。現場には水が急に押し寄せ、家の一階部分までみるみる水位が上がり、非常に危険な状態でした。私たちは要救助者を発見するため、一軒一軒訪問して声を掛け、ゴムボートに乗せて救助にあたりました。避難所に送り届ける途中、救助した方々から「助けてくれて本当にありがとう」と感謝の言葉をいただいた時は、人命救助という重要な任務に就いていることに大きな誇りを感じました。

仕事をする上で
大切にしていること

救助活動は一人では決してできません。隊員同士が連携を保ちながら各々の任務を全うすることで成り立っています。現場の状況を見て緊張感や興奮が高まり過ぎてしまうと、冷静な判断ができなくなり、連携がうまくいかなくなることもあります。そのため、「訓練は現場のように、現場は訓練のように」を意識し、どんなときでも冷静に対応するよう心掛けています。また、災害現場によっては救助に使用できる資材が確保できない場合がありますので、臨機応変に救助活動ができるよう問題意識を持ちながら日々の訓練に臨んでいます。

これからの目標

総務省消防庁や海上保安庁などの救助隊員が集まる国際緊急援助隊(JDR)の訓練に参加した際、異なる組織の隊員との連携に難しさを感じました。しかし、組織が違っても救助という目的は同じです。お互いに救助技術を理解し合うことでスムーズな連携が取れるようになりました。災害はいつ起こるか分かりません。そのときに備えて自己研鑽に励み、特殊救助隊の名に恥じないよう実力を身につけていきたいです。

TIME TABLE
ある1日のスケジュール

5:30
起床
6:30
朝食
8:30
出勤、朝礼・指示連絡
10:00
訓練または警察署、機動隊への指導
12:00
休憩
13:00
訓練または警察署、機動隊への指導
17:15
退庁
19:30
帰宅、夕食
20:00
トレーニング、勉強
23:00
就寝