先輩の声

スペシャリストたちの
CAREER

給与の適正な支給や
業務の合理化により、
組織の基盤を支える。

PROFILE

給与課 管理官(調査担当)
副参事
1991年入庁

高校時代に生徒会役員として学校という組織を運営する一員を任せられたことがきっかけで事務の仕事に向いていると考え、公務員を志す。また、他の官庁と比較して圧倒的な組織規模の大きさに魅力を感じて警視庁に入庁。入庁後は、様々な部署と業務を経験し、平成6年に施行された服制改正や、平成21年に新設された南大沢警察署の開署など警視庁の歴史に残る大きな出来事に携わる。現在は、給与課の管理官として、警視庁で働く全職員の給与の適正な支給業務および総務・警務系システム統合プロジェクトを担っている。

1991-1993

上野警察署 会計課

最初に配置となったのは、学生時代よく遊びに来ていた上野の街を管轄する、上野警察署でした。配置後まもなく、「凶器を持った男が暴れている」と署に通報が入り、現場に急行した警察官が被疑者をすぐに逮捕。警察官の勇敢さに感銘を受けたことを今でも覚えています。このころは、まだ右も左も分からない私でしたが、先輩や上司に恵まれ、厳しくも愛情あふれる指導をしていただき、社会人としての振る舞いや仕事への向き合い方など多くのことを学びました。私が転勤する際は、多くの署員に見送られ、2年間の思い出が走馬灯のように駆け巡り、涙が止まらなかったことを覚えています。あれから20年以上経ちますが、今でも当時のメンバーによる集まりが続いており、思い出話に花を咲かせています。

1993-1998

装備課 被服係

初めての本部所属勤務となり、装備課に配置されました。装備課は、警察活動に欠かすことのできない各種装備資器材、車両、通信、被服を計画的に配備し、現場執行力の強化を図ることが主な任務です。私は被服係員として配置され、平成6年に施行された「服制改正」に携わりました。日々、何万着と納品される制服の仕分けや管理、窓口での交換業務、不足品の購入など、全職員の制服をはじめとする警察装備品の大規模な改正という大きな事業に携われたことは、長い警察人生の中でも3本の指に入る思い出です。責任ある業務を任され、無事に任務を完遂できたことで、少しではありますが仕事に自信を持つことができました。

2000-2002

蒲田警察署 会計課

副主査に昇任し、蒲田警察署の会計係長として警察署を運営するための予算管理や執行を担当しました。係長として組織間の連携の強化や、特に部下の指導育成を意識して日々の業務に邁進しました。自分が対応すればそれでよいという考えではなく、部下を育成しながら共に業務を遂行することの大切さを胸に刻むことができました。日々、前向きに業務に臨んでいましたが、10名を超える職員を率いる係長という立場に押し潰されないように、少し背伸びをし過ぎたことなど、今になって思い返すと反省すべきことも多々あったように思います。

2002-2007

用度課 契約係・物品管理係

用度課へ配置換えとなり、入札、予算担当を経て調達担当となりました。調達とは、警察活動に必要な各種物品を精査して購入、配備することです。契約に時間が掛かると日々の警察活動に直接影響し、その履行を妨げることにもなりかねません。そのため、常に迅速で適正な物品調達を心掛けました。警視庁内全所属の調達を担当していましたので、各部署との横のつながりが大きく広がり、そこで築いた人脈は今でも私の大切な宝物です。また、本部所属で予算や契約の業務に携われたことは、私自身のスキルアップにもつながりました。

2008-2009

八王子警察署 警務課

(南大沢警察署設立準備室設立プロジェクトチーム)

南大沢警察署の新設という大規模なプロジェクトに、チーム発足から参加しました。当初のメンバーは3名しかおらず、自分たちの机や椅子を調達するところからのスタートでしたが、約半年を掛けて新設のための様々な業務に邁進しました。関係各所属との折衝から各種装備資器材の配備、契約業者の選定、内部規程の作成などに尽力し、幾度も大きな壁にぶつかりながらも、平成21年4月に警視庁102番目の南大沢警察署がしゅん工となりました。そして、署の開設と同時に「初代」南大沢警察署会計課長代理として着任。開署の際は、署員と共に喜び、今までの労苦を分かち合いました。この経験は私の警察人生における最高の思い出です。

2010-2013

会計課 会計監査室

会計監査室にて、監査日程の調整、監査員の編成などを担当しました。監査では、各所属の会計業務が法規に則り適正に行われているかどうかについて、適法性の判断や指導教養などを行いました。また、平成22年秋から総務省自治大学校に部外派遣となり、地方自治における専門的な研修を受ける機会に恵まれました。職務や立場は違っても、「地域を安全に、未来に向けて更に良くしていこう」という思いは誰もが同じです。そんな地方自治体を背負って立つ幹部候補職員との出会いや、地方自治関係諸制度の調査研究を通じた交流により、新しい知識やスキルを身につけることができたことは、私にとって大きな財産となっています。

2018-2020

渋谷警察署 会計課

副参事に昇任し、課長として小松川警察署を経て渋谷警察署へ着任。渋谷警察署は警視庁を代表する大規模警察署であり、その一部門の責任者として署の運営に携わったことは、大きな自信になりました。特に渋谷ハロウィンや年末カウントダウン時における遺失物の取扱件数は、通常時の何倍にもなるのに加え、渋谷エリアならではの特異な案件も目白押しとなりますが、組織の連携を密にし、迅速かつ適切な対応で臨んだ結果、大きなトラブルもなく乗り切ることができました。課長という立場は判断力、決断力、実行力が求められることを改めて学んだと同時に、部下がそれぞれの立場でやるべき仕事を使命感を持ってこなし、応えてくれたことが何事にも代え難い喜びでした。

2020-現在

給与課 調査担当

現在は、調査担当管理官として給与課に所属しています。給与課は、職員の給料、各種手当および退職手当等の支給を主管する、正に「職員の生活を守る」やりがいにあふれた職場です。また、2020年の夏からは総務・警務系事務の合理化や効率化を図るためのシステム統合プロジェクトチームに携わっています。システムの完成や導入に向けてまだまだ幾多の壁が立ちふさがっていますが、職員の業務負担軽減と警察が扱う情報を適正に管理するために、今後も努力を続けていきます。

これまでのキャリアを
振り返って

私はこれまでずっと人に恵まれてきました。上司や先輩方が厳しくも愛情を持って育ててくださった結果として、今の私があります。その恩に応えるためにも、これまで私がそうしていたただいたように、次代の警視庁を担う若い人材を育成していきたいと考えています。警察行政職員の仕事は、「犯人を捕まえて事件を解決する」といった表に立つ仕事ではありませんが、警察活動を支える様々な業務があり、充実感にあふれています。入庁して20有余年、その誇りと使命感は色あせることなく、今も胸に抱きながら現在に至っています。私はこれまでのキャリアの中で警視庁の歴史的な事業に携わることができましたが、これからも警視庁は大きな進化を遂げていくはずです。皆さんには、この魅力あふれる警視庁で都民国民のためになる新たな仕事にチャレンジしてくれることを期待しています。

  1. 採用サイトTOP
  2. 先輩の声
  3. スペシャリストたちのCAREER01