先輩の声

スペシャリストたちの
CAREER

警察職員を表彰し、
その活躍を称えることで
「国民のための警察」を体現する。

PROFILE

人事第一課 管理官(表彰担当)
警視
1988年入庁

幼い頃から人の役に立つ仕事に就きたいと思い、「弱者を守り、悪と対峙する」警察官に憧れる。中でも多種多様な犯罪が発生する首都・東京において、住民の安全・安心を守る仕事に就きたいと警視庁に入庁。警察署の交通課や、刑事課、文書課、地域総務課、警察庁警備企画課などを経て、現在は人事第一課で警察表彰担当の管理官として従事。また、警察官としての職務を全うしながら子育てを両立した、警視庁で働く女性職員のキャリアを代表する存在でもある。

1989-1992

田園調布警察署 交通執行係

交通課で交通違反の取締りに従事するほか、管内に住む一人暮らしの高齢者宅を訪問し、交通事故や各種犯罪に巻き込まれないための安全講話を行いました。地域住民とのふれあいを通じて培われた絆により、住民の方々から「いつもありがとう。また家に来てね。心待ちにしています」と感謝されたことを今でも覚えています。日々の警察活動の積み重ねによって、地域住民を犯罪被害から守ることができるだけでなく、住民から信頼され、街全体の安全・安心への機運も高まることを実感しました。また、同じ時期に警視庁鼓隊を兼務し、各種イベントを通じて警察業務に対する住民の方々の理解を深める活動を行っていました。

1998-2000

神田警察署 盗犯捜査係

巡査部長に昇任し、盗犯捜査の刑事として従事しました。この頃、管内で連続発生していた閉店後の飲食店を狙った窃盗事件を担当し、逮捕した犯人の自供から事件を解決することで、不安を感じていた住民の笑顔を取り戻せたことが印象に残っています。被害者は、ある日突然犯罪に巻き込まれ、傷つき、大切なものを失ってしまいます。そんな被害者の心情に配慮した対応や、「どんなに小さな事件でも犯人を必ず逮捕する」という気概を持って職務を遂行しなければならないと痛感しました。この頃は子育てをしながら仕事をしていましたが、子供がまだ幼かったこともあり、上司や同僚が業務量を調整してくれるなど、様々な協力や支援によって、刑事の仕事と育児を両立することができました。当時の職場の方々には本当に感謝しています。

2004-2010

文書課 審査係

警部補となり、向島警察署での勤務を経て文書課に配置換えとなりました。審査係は、警視庁が作成する主要な指示命令文書が法令に則った内容であるかどうかを審査するとともに、他の法令や規則との整合性もチェックしなければなりません。非常に緻密さと根気を要する作業であったため、夢の中にまで法令が出てくるほどでした。また、警視庁で働く全職員に対して正しい指示命令が行き届くように、簡潔で明瞭な文書を作成することには困難もありましたが、警視庁の重要な施策に携わることができる、やりがいある仕事であったと感じています。

2012-2016

地域総務課 地域連絡係

地域住民と直に接する交番勤務の警察官に対して、住民の方々が犯罪に遭わないための防犯指導や、安心して暮らせるような情報提供の要領を教授するための「きずな塾」を設立しました。これは、住民を守るために日々奮闘するお巡りさんの「使命感」と、悪に対峙した際にも決してひるむことのない刑事の「正義感」を併せ持つ「警視庁魂」を若手警察官に伝承するための個別学習塾です。警察が住民に提供できる安全・安心とは何かを常に考えながら職務にあたるとともに、警察官として働くことの誇りを改めて実感しました。また、この頃は女性警察官特別機動隊の副隊長として、警視庁機動隊観閲式などにも従事しました。

2018-2020

警察庁警備企画課

(内閣官房拉致問題対策本部事務局へ出向)

警視に昇任して内閣官房拉致問題対策本部事務局へ出向し、北朝鮮拉致被害者ご家族の支援活動や拉致問題に関する広報・理解促進活動に従事しました。ニューヨークの国連本部において開催する国際シンポジウムでのアテンドや、迎賓館における米国大統領との面談の実現など、一日も早い拉致問題の解決に向けて、被害者のご家族一人ひとりの心に寄り添った支援活動を行ったことは強く印象に残っています。ご家族との交流を通じて、「ありふれた日常」こそ奇跡であり、拉致によって当たり前の日常を突然奪われた方々の苦しみを直視し、改めて犯罪は未然に防がなくてはならないことを再認識しました。個人的には、国際的な取組などを通じて視野を広げることができたと考えています。

2020-2020

第一方面本部

内閣官房拉致問題対策本部事務局の出向から戻り、第一方面本部において監察業務に従事しました。警察官による厳正勤務の重要性の浸透を図るとともに、現場の声をすくい上げて多様な警察業務に反映させます。この頃はまさに新型コロナウイルスが猛威を振るっている時期でしたので、現場でのウイルスの危険性やマスク着用の必要性の啓蒙を徹底しました。基本を遵守し、徹底することの重要性を再認識するとともに、コロナ渦における社会不安を抱く住民の方々に安全・安心を提供することの大切さを痛感しました。

2020-現在

人事第一課 表彰係

現在は、人事第一課において警察表彰の管理官として従事しています。自らの身を危険にさらすことをいとわずに人命救助をした警察官や、地域に根付いた活動により住民の方々から頼りにされている警察官、社会を震撼させる凶悪な事件の犯人を逮捕した警察官などの功績を称える業務を担当しています。真摯に地域の安全・安心を確保するために日々職務を遂行している警察官を表彰し、その活躍を称えることで「国民のための警察」を体現していくことにやり甲斐を感じています。

これまでのキャリアを
振り返って

これまで私は、様々な職種を経験しながら犯罪被害をなくすための対策や都民・国民のために何をすべきか、そして何ができるかを常に考えながら職務に邁進してきました。警視庁には、スケールの大きな組織の中で探究心や好奇心を満たせるやり甲斐のある仕事がたくさんあります。また、最近では女性が担う役割がとても大きくなっていますので、女性にとっても限りない可能性を秘めています。一方で、福利厚生面も非常に充実していますので、「仕事を長く続けたい」「やり甲斐のある仕事がしたい」「仕事も頑張りつつ、子供を産んで家庭と両立したい」という方にとっては理想的な職場です。私も、仕事と子育てを両立してきましたが、そんな子供が社会人となって警視庁に入庁してくれたことをとても誇りに感じています。ぜひ、私のキャリアを通じて自分の将来をイメージしてもらえたらうれしいです。

管理官のご息女は、平成28年に警視庁に入庁しました。

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