先輩の声

海技

東京湾岸警察署
水上安全第一係
主事

警備艇を操縦し、
水上から首都の治安を守る。

風と波を味方につけた操船


東京湾岸警察署
水上安全第一係
主事
平成29年
(2017年)
入庁 東京湾岸警察署へ卒業配置 現職

入庁の経緯と現在の仕事

子供の頃から海が好きでした。警視庁には海上から首都の治安を守る部署があることを社会人になってから知り、転職を決意して海技職の道を志しました。また、警視庁は大きさやタイプの異なる22隻もの警備艇を有しており、従事する課員も多いことから、操船や整備の知識、経験を多く積める環境にあることも魅力でした。水上安全課は、東京湾や都内の河川・運河において、警備艇による人命救助、要人の警護、花火大会などの警戒警備、水上パトロール、警備艇の修理や管理などを行っています。私は、海技職の職員として警備艇の操縦を担当し、これらすべての業務に携わっています。

担当業務のやりがい

首都・東京の海というフィールドで仕事に従事できることが私にとって大きな魅力です。入庁したばかりの頃は警備艇を動かすだけで精一杯でしたが、上司や先輩方の指導によって、水深や潮位、風の強さ、波の高さなどを見極めた操船が次第に行えるようになり、徐々に自信がついてきました。また、水上パトロールでは小学校や幼稚園、水辺の公園など、子供たちのいる地域を巡回することも多く、橋の上や水辺の公園から「いつもありがとう。頑張ってね!」と手を振られることがあります。仕事の励みになりますし、地域の皆さんが安心して水辺で過ごせるよう、もっと頑張ろうと思える瞬間です。

仕事をする上で
大切にしていること

警備艇は「海のパトカー」と言われており、水難事案等が発生した際はサイレンを鳴らしながら迅速かつ安全な操船で現場に急行しなければなりません。そのためにも常に冷静な状況判断が必要となり、落ち着いて確実な情報を伝達することや、現場に着いてからの言動には特に気をつけています。また、水上の異変に気づいた際は、組織と連携した迅速な対応が必要となるため、観察力や判断力を磨くよう心掛けています。いつかは、河川・運河の知識が豊富で、悪天候の日でも風と波を味方につけた操船ができる、上司のようなプロフエッショナルになりたいと思っています。

これからの目標

今後はさらに船舶や関係法令の知識を身につけ、有事の際に的確な対処ができるようスキルを磨くことが目標です。そして、大型船舶の資格取得に向けて日々精進し、上級の水上安全法講習にも挑戦したいです。また、最近は、後輩の女性職員も増えており、女性ならではの視点を生かしたパトロール活動やプライベートの相談など、同性の立場だからこそできる指導も担っていきたいです。

TIME TABLE
ある1日のスケジュール

6:00
起床、朝食
8:30
出勤、指示
9:00
訓授
10:00
警備艇始業点検、整備、給油
11:00
書類作成
12:00
休憩
13:00
水上パトロール
16:00
警備艇終業点検、整備、給油
16:30
書類作成、清掃
17:15
退庁
18:30
帰宅、夕食
20:00
資格取得の勉強やテレビ鑑賞
23:00
就寝