先輩の声

交通警察

交通捜査課
交通鑑識第二係
巡査長

事故の真相を解明するため、
どんな痕跡も見逃さない。

どんな痕跡でも必ず見つけてみせる


交通捜査課
交通鑑識第二係
巡査長
平成21年
(2009年)
入庁
平成22年
(2010年)
成城警察署へ卒業配置 交通執行係
平成23年
(2011年)
交通捜査係
平成26年
(2014年)
高速道路交通警察隊 第1中隊
平成27年
(2015年)
事件係
平成29年
(2017年)
現職

入庁の経緯と現在の仕事

学生時代は陸上競技に打ち込んでいましたが、駅伝大会等でランナーを先導する女性白バイ隊員の凛とした姿を間近で見て一目で憧れました。地元の県警も併願しましたが、警視庁の女性が活躍している職域の広さに魅力を感じて入庁を決めました。交通鑑識係は、交通事故の中でも社会的反響が大きいひき逃げ事件や重大事故発生時に出動し、現場で鑑識活動を行います。現場で発見・採取した痕跡・遺留物等の鑑識資料は、被疑者を特定するとともに、検挙後に被疑者が犯行を否認したとしても、その矛盾点を追及するための証拠となるなど、事件解決へ向けた重要な役割を担っています。

担当業務のやりがい

ひき逃げ事件では、交通事故現場に残された車両の塗膜片や被害者の着衣の繊維片など、わずかな痕跡から車両を特定して被疑者を検挙します。あて逃げ、ひき逃げは悪質な犯罪です。検挙することは被害者やその家族の無念を晴らすだけでなく、類似事件の抑止にもつながります。日本の警察の捜査力は高く、中でも首都東京を守る警視庁は屈指です。赤外線カメラでタイヤ痕を特定し、紫外線ライトで繊維痕跡を明瞭にするなど、最新の機材を駆使して捜査をする交通鑑識の仕事に大きなやりがいを感じています。

仕事をする上で
大切にしていること

「必ず犯人を捕まえる」という強い信念を持って捜査にあたっています。検挙後にもし被疑者が嘘をついたとしても、自動車が衝突した痕跡等の客観的な証拠が示す真相と比べると、必ず矛盾が生じます。事件発生時は雨天の場合もあります。土砂降りの雨の中で痕跡を探すのは困難ですが、被害者のために必ず見つけ出すという気持ちで地面に這いつくばり、地道な捜査によってわずかな証拠を探し出します。また、一人の警察官として、被害者の心に寄り添い、自分の家族のように親身に対応することも忘れないようにしています。

これからの目標

まだまだ若手ですので、交通鑑識のスペシャリストである上司や先輩方から指導を受けながら、交通工学や衝突実験に基づく事故解析などの専門的な知識を習得しています。そして、自分が先輩方から受け取った捜査能力というバトンを、今後は後輩たちへ引き継げるように、知識・経験・技能を伝承していきたいです。悲惨な事故に遭われた被害者やその家族が泣き寝入りすることのないよう、これからも事故状況を解明し、被疑車両の特定による被疑者の検挙に全力で取り組みます。

TIME TABLE
ある1日のスケジュール

6:00
起床
8:30
出勤、指示連絡
9:00
書類作成(衝突状況解析、実況見分調書など)
12:00
休憩
13:00
交通事故現場における鑑識活動
16:30
帰庁、書類作成等
17:15
退庁
18:00
ジムで汗を流す
19:00
帰宅、夕食
22:00
昇任試験の勉強など
23:00
就寝