先輩の声

経験を活かせる警視庁の仕事

警視庁で活躍する転職者

警視庁には様々な業界から転職して警察官として活躍している先輩が多くいます。
何がきっかけで警察官にキャリアチェンジしたのか?
現在はどのような活躍をしているかなどを語ってもらいました。

相手の立場で
考える習慣は、
犯罪捜査の強みになる。

組織犯罪対策第四課 暴力犯罪情報第一係 巡査部長

前職と入庁の経緯を教えてください。

高校卒業後に鉄道会社に入社し、駅員として窓口業務、車掌として列車の運行に携わりました。駅や列車では、体調が悪くなった方や持ち物を遺失した方、道に迷っている方、酔っ払いのトラブルに絡まれた方など、困っている人々と遭遇する機会が多くありました。しかし、鉄道会社の社員として一時的に対応しても、最終的には警察へ引き継ぐことばかりで、次第に最後まで困っている人の力になれる警察官を志すようになりました。新しい環境での再スタートとなるため不安もありましたが、消防士の父が自分と同じ志を持って警察の仕事に就くことを喜んでくれたこともあり、将来に期待する気持ちが勝りました。

現在の担当業務とやりがいは何ですか。

組織犯罪対策第四課で、暴力団に関わる犯罪捜査に携わっています。暴力団が関わる殺人や拳銃発砲など、凶悪事件が対象であるため、犯人検挙や事件解決により都民の平穏な生活を取り戻せるのは、かつて自分が憧れていた刑事の仕事そのものです。暴力団員に恐喝され、藁にもすがる思いで相談に訪れた被害者に、被疑者逮捕の報告をした時、目に涙を浮かべながら「ありがとうございます」と安心した表情で感謝の言葉をいただいた経験が印象深く、地道な捜査の苦労が報われて刑事をやっていて本当によかったと感じた瞬間でした。

仕事をする上で大切にしていることは。

「心・技・体」のバランスのとれた刑事が理想です。「心」は、優しい警察官であること。いつも笑顔で話しかけやすい雰囲気づくりを意識しています。「技」は、知識に長けている警察官であることも大切で、法律知識や捜査技能の習得のため、参考書を持ち歩き、通勤や休憩時など時間のある時に勉強するように心掛けています。そして、「体」のため、どんな犯人を前にしてもひるまずに立ち向かえるよう、日々トレーニングを行っています。小学校の頃から高校まで柔道部に所属していたこともあり、警察署に勤務していた当時は、毎朝道場へ足を運び稽古に励んでいました。

これからの目標はなんですか。

暴力団に関する知識、捜査技能をさらに向上させ、捜査員としての実力を上げることはもちろんのこと、警部補に昇任し、警察署の係長として、今よりもさらに責任ある仕事がしたいと思っています。そして、組織犯罪対策第四課に戻り、暴力団の壊滅を目指して事件の捜査に取り組んでいきたいです。人々の暮らしを脅かす暴力団員を一人でも多く検挙し、暴力団に怯えて生活する人を一人でも減らせるよう、邁進していきます。

転職希望者の方への
メッセージをお願いします。

警視庁の仕事はとても幅が広く、前職で培った経験や知識が活かせる場面は多くあります。前職の鉄道会社では、常にお客様の立場や目線で物事を考える「お客様本位」の精神を教わりました。この経験は警察官になってからも、被害者相談の際は心に寄り添った聴取や相談受理につながり、事件捜査の際は犯人目線からの捜査といった場面で役立っています。「警察官になりたい」という強い意志と「困っている人の力になりたい」という優しい気持ち、そして「悪を許さない」という断固とした正義感があれば、立派な警察官として活躍できるはずです。

平成19年(2007年)
入庁
平成20年(2008年)
築地警察署 地域第二係
平成22年(2010年)
留置係
平成22年(2010年)
銃器薬物対策係
平成22年(2010年)
暴力犯捜査係
平成24年(2012年)
第三機動捜査隊 第六班
平成25年(2013年)
連絡係
平成25年(2013年)
巡査部長に昇任
平成25年(2013年)
葛西警察署 地域第四係
平成26年(2014年)
組織犯罪対策第四課 暴力事件情報係
平成26年(2014年)
福岡県警察北九州地区暴力団犯罪捜査課へ部外派遣
平成27年(2015年)
第二暴力犯捜査第六係
平成29年(2017年)
現職
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看護師の経験を活かし
医療現場に精通した
刑事になりたい。

神田警察署 地域第二係 巡査

前職と入庁の経緯を教えてください。

高校を卒業して名古屋の看護専門学校に進学し、3〜4年ほど介護病棟において、准看護師として寝たきりで介護を必要とする患者さんの介護をしていました。看護師も人の役に立つ仕事です。しかし、子供の頃からの夢だった警察官になりたいという思いが捨てきれず、一度しかない自分の人生で後悔はしたくない、と思い、病院に勤務しながら受験に備えて予備校に通いました。夜勤もあるため仕事と勉強の両立はとても大変でしたが、その度に警察官採用の説明会に参加し、活躍されている警察官の姿を見ることで自分を奮い立たせていました。警視庁から合格通知をいただいた時は本当に嬉しく、まさに夢のような瞬間だったのを今でも覚えています。

現在の担当業務とやりがいは何ですか。

現在は、東京ドームの近くにある交番に勤務しています。野球の試合やコンサートといったイベントがあると人混みも多くなり、置き引きなどの盗難事件、また、駅前にあることから痴漢などの犯罪も発生しやすくなります。特に痴漢被害に遭われた女性から話を聞く際は、女性警察官だからこそ話しやすい側面もあり、被害者に安心感を与えられることにやりがいを感じています。特に、傷病人や熱中症などで人が倒れているケースは、前職の准看護師としての資格や経験を活かせる場です。地域警察官は救急隊よりも先に現場で対応することも多く、意識の有無の確認や気道確保など、その場で的確に判断して対応しています。

仕事をする上で大切にしていることは。

警察官は、どんな時でも冷静・的確に物事を判断しなければなりません。倒れている人を見たり、事件・事故の現場に遭遇したりすると誰でもパニックになってしまうことから、まずは相手を落ち着かせ、そして自分自身も常に冷静になり客観的に現場を見るように心掛けています。そして、誰に対しても強く優しい警察官でありたいと考えています。優しいだけでは警察官は務まらず、時には厳しさも必要となります。ただし、上から目線の警察官ではなく、対等な立場に立って、時に優しく、時に強い警察官でありたいと思います。

これからの目標はなんですか。

今後は、看護師としての経験を活かしていけるよう、医療過誤の捜査や性犯罪に取り組む強行犯係の刑事を目指しています。手術後に死亡してしまい、病院と遺族の間でトラブルになるケースも多いことから、これまでの知識や経験を活かし、警察官としてこのような事案に対処する力になれるのではないかと考えています。医療の専門知識がさらに必要となることから、目標の刑事になるために、これまで以上に自己研鑽を重ねていきたいと思います。

転職希望者の方への
メッセージをお願いします。

私が看護師を目指した時、「生半可な気持ちではできないよ」と先輩から言われました。それは警察官も一緒で、生半可な気持ちでは務まりません。しかし、私たちのような転職者は、社会人としての経験がある分、苦しさや厳しさを経験しているはずです。それを自信や強みにして、諦めずに夢を叶えてほしいです。私は今でも、警察官に合格した時の嬉しさを忘れていません。心が折れそうになることもあるかもしれませんが、警察官を志すと決めた時の気持ちを忘れなければ、どんなことも必ず乗り越えられるはずです。

平成27年(2015年)
入庁
平成28年(2016年)
現職
開閉ボタン

子どもの頃からの
夢だったプロ野球選手の先に
また輝ける場所があった。

第四機動隊 第一中隊 巡査

前職と入庁の経緯を教えてください。

高校を卒業後、投手としてドラフト3位指名で読売巨人軍に入団しました。野球は小学生の頃から自信を持っていましたが、プロの世界は一軍に上がるだけでも至難の世界でした。プロ野球引退後、これまで鍛えてきた身体能力と精神力を仕事に役立てたいと考え、警視庁へ入庁することを決意。警視庁は野球部の活動実績が優れている点にも惹かれました。私は警察学校に入校した時点で26歳。既に結婚して子供は二人いましたし、自分より年下の同期たちと一緒に生活することに不安を感じることもありましたが、すぐに馴染むことができました。年齢は離れていても同期の仲間意識はとても強く、共に一人前の警察官を目指して努力してきた日々は私に心強さを与えてくれました。

現在の担当業務とやりがいは何ですか。

警察学校を卒業後、警察署での交番勤務を経て現在は第四機動隊に所属し、総理官邸や主要国大使館など重要防護施設の警備やデモの規制、テロ対策など各種警備にあたっています。機動隊はアメリカ合衆国トランプ大統領来日に伴う警護警備や、都内の花火大会などの大きなイベントの警備にも従事しており、都民だけではなく、国内外からの観光客や要人の命を守るという重大な責任を担っています。この仕事のやりがいは、やはり犯罪の未然防止に自分の力を役立てることができることだと思います。また、一つの警備を一人ではなく全員で協力しながら遂行していくため、仲間との強い絆を得られることにも魅力を感じています。業務外では、同隊が創部した警視庁野球部にも所属しており、全日本クラブ選手権や都市対抗本戦を目標に活動しています。

仕事をする上で大切にしていることは。

機動隊における警備の仕事は集団で行動することが多く、仲間と息を合わせる必要があります。個々の能力の高さも欠かせませんが、それ以上に優れたチームワークと迅速な連携を図るためのコミュニケーションが大切です。そのためにも日頃から相手の気持ちを察することを心掛け、いざという時にチームワークを十分に発揮できることを目指しています。警察官として私が思い描く理想像は「ヒーロー」です。特に子どもたちにとって警察官は、いかなる時も、どのようなことでも必ず助けてくれるヒーローだと思っているので、その期待に応えられるよう頑張りたいと思っています。

これからの目標はなんですか。

地域警察と機動隊での勤務しか経験がないので、これからもっと多くの現場経験を積み、将来的には子どもたちの暮らしと安全を守る仕事をしたいと思っています。また、大好きな野球でも成果を上げたいと思っています。4番打者としてチームを牽引する期待を裏切らないよう、打撃成績はもちろんチームの勝利を何よりも求めています。チーム一丸となることで機動隊全体の士気や団結力は上がり、首都・東京を守る重大な任務に対しても良い影響を与えます。警察官らしい、力強く正々堂々としたプレーで応援してくれる仲間たちを沸かせたいです。

転職希望者の方への
メッセージをお願いします。

警察官の仕事に対して、「厳しい」とか「夜勤があるから大変」といった先入観を持つ方もいるかもしれません。私自身も多少身構えていましたが、入庁後は辛さよりも楽しさを感じることばかりです。警察学校では多くの仲間ができ、互いに何でも相談し合えるようになります。卒業式では、学生だけでなく、教官も泣いて別れを惜しんでいました。さらに、卒業配置で現場に出るようになると、先輩や上司が仕事を丁寧に教えてくれます。警視庁は最高の仲間ができる職場環境です。「警視庁で働きたい」という強い気持ちを忘れずにぜひ活躍してほしいと願っています。

平成25年(2013年)
入庁
平成26年(2014年)
昭島警察署
平成27年(2015年)
第四機動隊 第一中隊
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