先輩の声

刑事警察

鑑識課 警察犬係 巡査長

頼れる相棒は、人間だけじゃない。

入庁の経緯と現在の仕事

幼い頃から犬が大好きで、将来は犬に携わる仕事がしたいと考えドッグトレーナーの専門学校に進学しました。警視庁の警察官だった父から、警視庁には直轄警察犬の仕事があることを聞いたのが入庁のきっかけです。私は現在、警察犬の訓練をはじめ、現場における鑑識活動に従事しています。警視庁の直轄警察犬は現在35頭おり、人間の約4,000倍以上と言われる嗅覚など優れた特性を活かし、犯人の追跡、行方不明者の搜索、証拠品の収集、薬物・銃器・遺留物の搜索などに従事しています。

担当業務のやりがい

警察犬のハンドラーとして、現場で活躍できる、より優れた警察犬を育成することがやりがいです。私の担当する犬は、シェパードとラブラドール・レトリバーの二頭で、犬を従わせるための服従訓練、遺留物等の臭いを嗅ぎ分ける臭気選別訓練、犯罪者や行方不明者の足跡に残る臭気を追跡する足跡追及訓練など、事件発生に備えて日々、各種訓練に励んでいます。約4万6,000人の警察職員の中で、警察犬を担当する仕事に就ける人数は限られており、他の人にはできない仕事として誇りを持ちながら業務に取り組んでいます。

仕事をする上で
大切にしていること

言葉の通じない犬に対して、やりたいことを伝えて訓練する難しさを感じています。例えば、犬が違う方向に意識を傾けてしまい、訓練に集中できない時もあります。耳が伏せている、尻尾が下がっているといった犬が出すカーミングシグナルに注視しながら、今、犬がどのような気持ちでいるかを理解し、時には原因を解消して再び訓練に集中できるよう気を配っています。また、担当する犬の性格はもちろんのこと、自分の担当犬以外の性格の把握や犬の健康面の管理にも気を付けています。

これからの目標

専門学校で2年間犬の勉強をしてきた経験を活かし、現場で一体となって活動できる、より優れた警察犬を育成できるようになりたいです。私の父は警視庁の警察官でしたが、入庁してからというもの、「お父さんには本当にお世話になりました」と多数の方に言っていただきました。父のように首都を守る一員として誇りを持ちながら仕事をするのが目標です。

TIME TABLE

ある1日のスケジュール

8:30
出勤 警察犬の排便作業
9:00
警察犬訓練
11:00
配食・排便作業
12:00
昼食
13:30
排便作業
14:00
警察犬訓練
16:00
配食・排便作業
17:15
退庁
18:00
夕食
23:00
就寝

※出動要請により現場臨場

PROFILE

鑑識課 警察犬係 巡査長

平成22年(2010年)
入庁
平成23年(2011年)
本富士警察署へ卒業配置
平成24年(2012年)
地域第一係
平成26年(2014年)
現職