先輩の声

組織犯罪対策

組織犯罪対策総務課 捜査第三係 巡査部長

グローバル化する
犯罪組織の資金源を
徹底的に断つ。

入庁の経緯と現在の仕事

人に感動を与える映画俳優になるために上京しましたが、当時人気があった警視庁を舞台にした映画を見たときに、俳優として警察官を演じるよりも、本物の警察官になった方がより多くの人々の人生をいい方向へ導くことができると思い、警視庁警察官を志しました。現在は、犯罪組織が違法に得た利益を隠すマネー・ローンダリングの事件を取り扱っています。犯罪で手にしたお金は非合法な手段を用いていることから、検挙後は没収などの措置がなされます。そこで、銀行口座を転々と移し替える、貴金属や不動産を購入して換金するといった手口を用い、「犯罪から得たお金ではない」と装い資金を浄化しようと企むのがマネー・ローンダリングです。

担当業務のやりがい

マネー・ローンダリングの事件はボーダーレス化しており、国境を越えた犯罪の捜査が必要になることがあります。例えば、犯罪組織が日本の銀行口座から海外口座へ送金をした場合、また、逆の場合などは、当事国の警察組織と連携しながら捜査します。国内のみならず国際的な犯罪組織の資金源を断つ大規模なマネー・ローンダリング事件の捜査は、警視庁において我々にしかできない仕事です。つまり、我々にしか検挙できない被疑者、我々にしか守れない被害者がいます。マネー・ローンダリング事件におけるプロフェッショナル集団の一員として捜査できることを、日々誇りに感じています。

仕事をする上で
大切にしていること

組織犯罪に関わる被疑者は一人ではありません。そのため、我々も組織で立ち向かいます。万が一、検挙までに我々の捜査が察知されてしまえば、逃亡や証拠隠滅につながるおそれもあります。そのため、チーム一丸となって迅速に行動し、検挙する最後の最後まで気を抜かないことが大切です。所属部署には、様々な捜査を経験したプロフェッショナルな刑事が揃っています。チームで意見を出し合い、最善の捜査手法を探りながら事件と向き合っています。今後は、仮想通貨などを利用した資金洗浄が行われる可能性もあります。サイバー犯罪を捜査する部署とも連携しながら、犯罪組織の資金源を断つことに力を注いでいきたいと考えています。

これからの目標

マネー・ローンダリング事件の捜査は、スピーディな対応が勝負となります。捜査に役立てるための膨大な資料やデータを解析する力や、ITに関する知識などにさらに磨きをかけることが目標です。国際都市・東京の金融インフラの安全性を守るためにも、犯罪組織の資金源となるマネー・ローンダリングを徹底的に取り締まり、「東京は警視庁が守っているから犯罪活動ができない」と国内外に周知していくことが私たちの使命です。

TIME TABLE

ある1日のスケジュール

8:30
出勤 パソコンによるデータ化作業、
各種照会、捜査書類作成等
12:00
休憩
13:00
被疑者の行動確認
15:00
銀行訪問
16:00
捜査会議
17:15
退庁
19:00
夕食
23:00
就寝

PROFILE

組織犯罪対策総務課 捜査第三係 巡査部長

平成17年(2005年)
入庁
平成18年(2006年)
福生警察署へ卒業配置
地域第一係
平成21年(2009年)
留置係
平成22年(2010年)
盗犯捜査第一係
平成25年(2013年)
新宿警察署へ昇任配置
地域第四係、盗犯捜査第三係
平成29年(2017年)
現職
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