先輩の声

鑑識技術(文書鑑定)

科学捜査研究所 文書鑑定係 主任

最新技術によって
事件解決へと導く
「科学の目」

入庁の経緯と現在の仕事

大学では光工学を研究しており、企業の利益のために働くよりも、自分の力を活かして人々の役に立てる仕事がしたいと思っていましたが、当時は研究を優先して大学院に進学しました。その後、警視庁に入庁した先輩から「警視庁なら研究もできるし、人々の安全な暮らしを守るために働ける」と伺い、警視庁を志望しました。私の業務は、事件捜査のために依頼された筆跡、印影、紙幣などの印刷物や消去文字の鑑定です。さらに、これらの鑑定の精度を高めるための研究や技術開発も行っています。

担当業務のやりがい

鑑定は、捜査の方向性や事件の解決に大きな影響を与えます。ある鑑定では、復元した消去文字から被疑者に結びつく情報を検出し、事件の解決につながったことを知り、大きな達成感を得ることができました。偽札事件など広域で発生する犯罪では、首都は狙われやすくなります。警視庁は最も早く、そして多くの鑑定を行うことができ、全国の最前線で鑑定を行う役目を担っています。首都の治安維持に貢献していることが魅力であり、大きなやりがいです。

仕事をする上で
大切にしていること

鑑定で扱う資料は、同じ人が書いた文字、同じ機械で作成した文書であっても全く同じものは存在しません。検査では細かい部分を見ることが多いですが、鑑定結果を導く時には、広い視野で判断することを心掛けています。また、焼けて炭化した文書など壊れやすい資料も多くあります。鑑定に対する信用を失わないためにも、資料の扱いやミスを防ぐことに気を付けています。そして、その資料の先には被害者がいることを忘れず、事件の大小に関係なく常に真摯に対応しています。

これからの目標

技術がますます進化し、犯罪も多様化する中で、今まで扱ったことのない資料が鑑定対象となることも予想されます。これまでに得た知識や経験を基に鑑定の効率化を行うとともに、専門分野だけではなく幅広い視野を持って必要と感じた知識や技術について積極的に習得し、どのような鑑定が嘱託されても対応できる能力を身に付けていきたいです。

TIME TABLE

ある1日のスケジュール

8:30
出勤 上司からの指示・伝達
鑑定(検査・鑑定書の作成等)
12:00
休憩
13:00
鑑定(検査・鑑定書の作成等)
15:00
捜査員からの鑑定相談
16:00
鑑定(検査・鑑定書の作成等)
17:15
退庁

PROFILE

科学捜査研究所 文書鑑定係 主任

平成16年(2004年)
入庁 科学捜査研究所へ卒業配置 文書鑑定係
平成26年(2014年)
主任に昇職 現職
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