先輩の声

警視庁で働く女性警察官

女性が輝く
警視庁

警視庁は男性の職場だと思われがちですが、
実は多くの女性警察官、警察行政職員が活躍しています。
職務をまっとうする彼女たちの価値観、仕事観をご紹介します。

交通安全の大切さを伝え
悲惨な事故を減らしたい。

<交通総務課 交通安全教育係 巡査長>

現在の仕事内容を教えてください。

女性白バイ隊員で構成された「クイーンスターズ」の一員として、都民へ交通ルールやマナーの大切さを伝える交通安全教育と広報啓発活動などを行っています。小学生を対象とした交通安全教室では、腹話術をしたり着ぐるみを着用したりして楽しく分かりやすく交通ルールを守ることの大切さを伝え、また、自動車を運転される高齢者の方を対象とした場合はドライバーの死角などに注意するよう促します。ほかに二輪車実技教室、交通安全パレードの先導なども担当しています。

今の仕事で一番印象に残っている
エピソードは?

私は、2015年に交通機動隊の白バイ隊員となりました。特に印象に残っているのは、白バイ乗務員の運転技能向上を目的とした「全国白バイ安全運転競技大会」です。全国の都道府県警察や皇宮警察の白バイ隊員が集まり、乗務員としての技能を競い合います。過去2回ほどは、訓練の成果が出せず悔しい思いをしたのですが、3回目の「傾斜走行操縦競技」の女性の部において優勝することができました。思うような成果が出せず苦しんでいた時期もありましたが、毎朝の自主訓練をするなど諦めずに挑戦し続けたことが成果につながり、とてもうれしかったです。

仕事のやりがいを教えてください。

クイーンスターズの一員として、赤色の特別乗車服を身に着けながらパレードの先導やドリル演技などができることです。また、クイーンスターズに入る前のことですが、2018年の東京マラソンでは、初めて、白バイでスタートから深川まで先導を担当しました。常にミラーでランナーの姿を確認しながら邪魔にならない距離を保つことはとても大変でしたが、無事に重責が果たせた時は喜びとともにほっとしましたし、とても大きなやりがいを感じました。

女性警察官はどのような活躍をしていますか?

女性特有の柔らかい話し方は聞いている人を安心させるものがあると思います。白バイに乗務していると、ヘルメットを被っていることから男女の見分けはあまりつきませんが、交通取締り時に違反者の近くに寄ると「女性の白バイ隊員さんもいるんだ!」とよく驚かれます。最近では女性隊員も珍しくはありませんが、「違反した自分が悪いです」と素直に反省してくれることが多いのは、女性隊員だからなのかもしれません。また、違反した女性ドライバーに対しても女性目線で注意を促すことを心掛けています。

これからの目標を教えてください。

白バイの特別訓練で身に付けた技術を活かし、日本一を目指す後輩たちの指導にあたりたいと考えています。また、交通安全教育を通して、悲惨な交通事故を一件でも多く減らしていくことが目標です。

受験生にメッセージをお願いします。

私は、小さいころから続けてきた剣道を活かせる仕事として警察官になりましたが、警察学校入校中にクイーンスターズの先輩による白バイ演技を見て憧れたことから白バイ乗務員を希望しました。それまでオートバイに乗ったことなどありませんでしたが、警視庁では全く経験がなくても努力次第で夢を叶えることができます。それは、ほかの職種でも同じです。ぜひ、自分がやりたいと思うことがあれば勇気を持って挑戦してみてください。

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女性隊員ならではの視点で
心に寄り添う救助活動を。

<災害対策課 特殊救助隊実施班 巡査長>

現在の仕事内容を教えてください。

特殊救助隊は、自然災害や人的災害が発生した現場の最前線で救助活動を行います。ふだんは出動に備え、日々訓練を行っています。また、交通事故などのレスキュー事案にも出動し、救命活動を行っています。私は2018年に特殊救助隊に配属となるまで、地域警察官、交通執行係、交通総務係など、決して救助隊の一員になれるようなキャリアを積み重ねていたわけではありませんが、大学時代に救急救命士の資格を取得した経歴を活かせると思い、配属希望を出していたところ夢が叶いました。

今の仕事で一番印象に残っている
エピソードは?

災害対策課では、大学生向けに防災イベントを実施しており、避難所生活や非常食の試食といった災害時のリアルな体験から、身近な防災術や救急法を指導しています。すぐに定員が埋まってしまうほど熱心な大学生が多く、「私も警察官になって災害現場の第一線で活躍したい!」と言われ、志の高さに非常に驚きました。自分たちの後ろ姿を見て、将来を考えるきっかけになったのであればとてもうれしく感じましたし、改めて自分も頑張らなければと思いました。

仕事のやりがいを教えてください。

北海道胆振東部地震、西日本豪雨など昨今は自然災害も多く発生しています。特殊救助隊は、警視庁レスキューの精鋭部隊として国内外問わず災害現場で活動しています。同じ現場は一つとなく、常に厳しい環境での活動ではありますが、困っている被災者の笑顔を見ることができた時は、何事にも代えがたいやりがいを感じます。また、AEDを使った応急処置など、救急救命士としてのスキルを活かせる仕事であることにも魅力を感じています。

女性警察官はどのような活躍をしていますか?

災害現場には女性の要救助者も多く、女性が活躍できる場面も多くあります。体力や腕力では男性隊員にかなわないこともありますが、女性ならではの視点で、心に寄り添う救助活動を心掛けています。また、私は結婚していますが、日々の訓練が終わり、帰宅する電車の中では頭を切り替えて夕食の献立を考えています。特殊な任務だと思われるかもしれませんが、しっかり仕事と家事を両立しています。

これからの目標を教えてください。

全国の警察組織を見渡しても女性救助隊員はほぼいません。まず、女性救助隊員として自分自身の役割を確立することが目標です。救急救命士としての資格を活かして、自分の知識や得意としている部分を強みにしながら、優しさと強さを持った女性隊員を目指し、同じ志を持つ後輩の模範になれるよう頑張りたいです。

受験生にメッセージをお願いします。

警視庁のどの部門に就いてもやりがいがあり、自分自身を成長させてくれる職場です。女性だからできないという業務はなく、すべての部門において女性の力が必要とされています。人生において「選んでよかった」と思える職業は多くはないと思います。警視庁なら選んでよかったと思えると同時に、皆さんが輝ける場所です。一緒に働ける日を楽しみにしています。

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女性目線の職務質問で
犯罪を見逃さない。

<地域指導課 職務質問指導第一班 巡査部長>

現在の仕事内容を教えてください。

不審者を見掛けたら、呼び止めて所持品検査などを行い、不審点を追及するのが職務質問です。職務質問を端緒に、薬物所持など様々な犯罪を検挙することで都民の安全・安心を守っています。私は、自動車警ら隊、麻布警察署の職務質問検挙隊を経て、2016年に地域指導課に配属され、現在は、警視庁だけでなく他県警察の女性警察官にも女性の特性を活かした職務質問の教養を行なっています。

今の仕事で一番印象に残っている
エピソードは?

若手の女性警察官に対して、繁華街において職務質問の指導を行っていた時、日中のホテル街を男性が一人で歩いているのを見つけ、私は違和感を感じました。女性警察官と共にその男性に職務質問し、所持品検査を行ったところ禁止薬物を所持しており、検挙することができました。その女性警察官は職務質問での検挙が初めての経験だったので、今後の警察活動において自信につながったのではないかと思います。

仕事のやりがいを教えてください。

自分の感性や技術によって、まだ明らかになっていない様々な犯罪の芽を見つけて摘み取るのが職務質問です。入庁すると、男女関係なく全員が地域警察官として配属されます。職務質問によって犯罪者のわずかな違和感を感じ取り、様々な犯罪を検挙することに、大きなやりがいを感じています。

女性警察官はどのような活躍をしていますか?

職務質問は、細やかな所まで気がつく女性に向いた仕事だと思います。例えば、ネイルが剥がれている、汚れていることを気にしない、化粧ポーチに普通は入れないような物が入っているなど、男性であれば見逃してしまうようなことでも、女性目線から見ると不自然に感じます。また、相手の持ち物を見る時も、男性警察官だと頑なに拒まれることがありますが、女性警察官が優しい言葉遣いでソフトに接すると協力してくれることも多くあります。女性ならではの柔らかさを職務質問に活かすことができます。

これからの目標を教えてください。

私は職務質問指導班員として、他県警察の女性警察官に対しても職務質問の講義をすることもありますが、全国的に見ても女性の指導員が少ないのが現状です。今後も積極的に交流や情報交換を通じたネットワークを作り、警視庁内だけではなく全国の女性警察官が一体となって警察全体を盛り上げていければと考えています。

受験生にメッセージをお願いします。

警視庁にはたくさんの部門や職種があり、男性警察官と同じ立場で仕事をすることができます。また、組織が大きいことから、各部門・職種で自分の力を活かして専門的に働くことがやりがいにつながります。ぜひ、一緒にこれからの警視庁を築いていきましょう。

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