あなたの街の少年犯罪

更新日:2019年6月7日

平成31年4月末における都内の刑法犯認知件数は、3万2,815件で、昨年の同期と比べて3,258件(9.0パーセント)減少し、平成15年以降連続して減少しています。
また、刑法犯少年の検挙・補導人員は、1,098人で、昨年の同期と比べて202人(15.5パーセント)減少しました。
一方、街頭犯罪の認知件数は、1万923件で、1,301件(10.6パーセント)減少し、街頭犯罪における少年の検挙・補導人員は、121人で、14人(10.4パーセント)減少しました。
街頭犯罪のうち、少年の検挙・補導人員の占める割合が高い罪種は、オートバイ盗(89.5パーセント)、自動販売機ねらい(40.0パーセント)でした。

検挙・補導人員における少年の割合(平成31年4月末)

刑法犯罪

刑法犯罪総検挙人員割合のグラフ

総検挙 9,005人

内訳

成人 7,907人(87.8パーセント)
少年 1,098人(12.2パーセント)

街頭犯罪

街頭犯罪総検挙人員割合のグラフ

総検挙 526人

内訳

成人 405人(77.0パーセント)
少年 121人(23.0パーセント)

刑法犯罪

刑法に規定する罪のことで、殺人・強盗・恐喝・窃盗・詐欺・性犯罪などを計上しています。

街頭犯罪

街頭で発生する犯罪のうち、「路上強盗・ひったくり・自動車盗・オートバイ盗・自転車盗・車上ねらい・部品ねらい・自動販売機ねらい」を計上しています。

少年

20歳に満たない者をいいます(男女の別は問いません)。

少年犯罪の状況

刑法犯少年の検挙・補導人員は、平成22年以降、減少しています。
しかし、平成31年4月末、路上強盗で検挙・補導された少年は8人で、昨年同期比6人(300パーセント)増加しています。
一方、ひったくりは1人で昨年比7人(87.5パーセント)減少しています。
振り込め詐欺等の特殊詐欺は51人で、昨年同期比32人(38.6パーセント)減少しておりますが、少年が占める割合は19.3パーセントと依然として高水準にあり、少年の関与が大きな社会問題となっています。
窃盗犯のうち、万引きで検挙・補導された少年は415人で、昨年同期比106人(20.3パーセント)減少していますが、窃盗犯全体の7割弱(66.4パーセント)と、依然として高い割合を占めています。

平成31年4月末中の主な検挙事例

特殊詐欺関連

投資トラブルという名目で現金を騙し取った少年らを検挙

福生署は、被害者の息子を装って「投資に失敗して、至急1,000万円が必要になった。東京までお金を持ってきてほしい。」等と嘘を言って、被害者から現金1,000万円を騙し取った少年3人(専門学校生1人、会社員1人、通信制高校生1人)を詐欺罪で検挙しました。

東京オリンピックに向けた古いカードを回収するという名目でキャッシュカードを騙し取った少年らを検挙

下谷署は、銀行員を装って「あなたのキャッシュカードは古くセキュリティー期限が切れています。東京オリンピックに向けて悪い外国人が増えるので、古いキャッシュカードを回収しています。」等と嘘を言って、被害者からキャッシュカードを騙し取った少年1人(高校生)と成人1人(建設作業員)の男を詐欺罪で検挙しました。

会社のトラブルという名目で現金を騙し取った少年とリクルーターの女らを検挙

福生署は、被害者の息子を装って「先輩が会社のお金に手を付けて、100万円を返さないといけない。」等と嘘を言って、被害者から現金100万円を騙し取った受け子の少年1人(アルバイト)とリクルーターの成人の女1人(解体工)、成人の男2人(無職)を詐欺罪で検挙しました。

不正に入手した他人のキャッシュカードで現金を引き出した少年らを検挙

葛飾署は、不正に入手したキャッシュカードを使用して、銀行に設置された現金自動預払機から現金50万円を引き出した少年2人(無職、高校生)を窃盗罪で検挙しました。

会社の書類在中の鞄紛失という名目で現金を騙し取った少年らとリクルーターの男を検挙

荻窪署は、被害者の甥を装って「会社の書類や携帯電話や財布の入った鞄を無くした。100万円必要なので用意してくれ。」等と嘘を言って、被害者から現金100万円を騙し取った受け子役と見張り役の少年2人(無職)とリクルーターで成人1人(無職)を詐欺罪で検挙しました。

郵便局員等を装ってキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少年を検挙

田無署は、郵便局員等を装って「保険料の還付金を受けるには、キャッシュカードを新しくする必要がある。」等と嘘を言って、被害者からキャッシュカード1枚の交付を受け、同キャッシュカードを使って郵便局の現金自動預払機から現金40万円を引き出した専門学校生の少年を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

長男を装って現金を騙し取るなどした少年らを検挙

南大沢署は、被害者の息子を装って、被害者宅に電話をかけ、「現金を至急必要としている。」などの嘘を言って、現金300万円を騙し取り、さらに、同様の手口で被害者から現金を騙し取ろうとした少年3人(大学生、無職、大工)と成人1人(大学生)を詐欺及び詐欺未遂罪で検挙しました。

不正に入手したキャッシュカードを使用して現金を引き出した少年を検挙

田無署は、詐欺事件の被害品であるキャッシュカードを使用して、コンビニエンスストア2店舗の現金自動預払機から2回にわたり、現金合計100万円を引き出した高校生の少年を窃盗罪で検挙しました。

仕事上のトラブルという名目で現金・キャッシュカードを騙し取った少年らを検挙

向島署は、被害者の息子の同僚を装い、被害者宅に電話をかけ「仕事で、息子さんと一緒に現金が入った荷物を配送したが、どこに配送したのか分からなくなくなった。幾らか用意できないか。」などと嘘を言って、現金100万円及びキャッシュカード2枚を騙し取った少年2人(高校生、家事手伝い)と成人2人(無職、アルバイト)を詐欺罪で検挙しました。

警察官や日本銀行職員等を装ってキャッシュカードを騙し取ろうした少年らを検挙

下谷署は、警察官や日本銀行職員等を装い、被害者宅に電話をかけ「詐欺の犯人を捕まえた。あなたのキャッシュカードが被害に遭っている。銀行員がキャッシュカードを回収する。」などと嘘を言って、キャッシュカードを騙し取ろうとした少年3人(無職1人、高校生2人)と成人1人(無職)を詐欺未遂罪で検挙しました。

還付金を振り込むという名目でキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少女を検挙

万世橋署は、区役所職員を装い、被害者宅に電話をかけ「老人介護保険金の還付金をあなたの口座に振り込みます。お使いの金融機関と口座番号、暗証番号を教えてください。新しいものに交換するなら、女性職員が近くにいますので向かわせます。」などと嘘を言って、キャッシュカード1枚を騙し取った後に、騙し取ったキャッシュカードを使用し、コンビニエンスストアの現金自動預払機から現金50万円を引き出した無職の少女を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

キャッシュカードの不正使用という名目でキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少年らを検挙

捜査第二課、組織犯罪対策総務課、立川署、田無署は、金融庁職員を装い、被害者宅に電話で「あなたのキャッシュカードが不正に使われ125万円が引き出されました。カードを新しくするので、口座と暗証番号を教えてください。」などと嘘を言って、キャッシュカード5枚を騙し取り、その後、騙し取ったキャッシュカードを使用し銀行の現金自動預払機から、現金合計200万円を引き出した少年2人(無職)を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

妊娠示談金という名目で現金を騙し取った少年らを検挙

成城署は、被害者の孫を装って、被害者宅に電話をかけ「女の子に子供ができて堕ろしてもらった。金を払わなかったら裁判にかけると言われている。」などと嘘を言って、現金300万円を騙し取り、さらに、別の被害者宅に被害者の息子を装い、電話し「女の子に手を出して子供ができた。慰謝料を払えばかたがつく。」などと嘘を言って、現金500万円を騙し取った成人1人(無職)と少年1人(高校生)を詐欺罪で検挙しました。

保険料払戻という名目でキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少年らを検挙

高輪署は、市役所職員や銀行職員などを装って、被害者宅に電話をかけ「保険料の払い戻し金があるから新しい口座を作る必要がある。そのために古いキャッシュカードが必要です。」などと嘘を言い、キャッシュカード1枚を騙し取り、その後、コンビニエンスストアの現金自動預払機から現金33万4,000円を引き出した少年2人(無職、高校生)を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

キャッシュカードの不正使用という名目でキャッシュカードを騙し取り、現金を引き出した少年らを検挙

原宿署は、デパート店員や警察官などを装って、被害者宅に電話をかけ「女性があなた名義のカードを使って、貴金属を購入しようとしています。お持ちのカード2枚は、危ないから使わないほうがいいので回収します。」などと嘘を言って、キャッシュカード2枚を騙し取り、その後、騙し取ったキャッシュカードを使用して銀行に設置された現金自動預払機から現金150万円を引き出した少年1人(鳶職)と成人1人(販売員)を詐欺及び窃盗罪で検挙しました。

凶悪犯

見ず知らずの者に因縁を付けて、暴行等し現金を強取した少年らを検挙

昭島署は、コンビニエンスストア駐車場に駐車している車両に乗車した被害者2人に「何見てるんだ、降りろ。」などと因縁を付け、被害者らに暴行を加え負傷させ、ナイフを突き付けるなどして脅迫し、現金合計3万2,000円を奪った少年2人(無職2人)を強盗致傷罪で検挙しました。

知人の男性をカッターナイフで脅して現金を強取したうえ、暴行を加え怪我をさせた少年らを検挙

南大沢署は、公園に誘い出した知人男性(被害者)の左腕にカッターナイフを振り下ろし、「財布を出せ。」などと脅迫して現金約9,000円を強取し、さらに、ハサミで頭髪を切り、交互に殴る蹴るの暴行を加え、全治2週間の安静加療を要する全身打撲の傷害を負わせた少年3人(高校生1人、無職2人)を強盗致傷罪で検挙しました。

詐欺犯

人気アイドルグループのコンサートチケット販売という名目で現金を騙し取った女子高校生を検挙

四谷署は、SNSを利用して、人気アイドルグループコンサートチケット2枚を売るなどと嘘を言って、購入を申し込んできた被害者から現金5万円を騙し取った女子高校生を詐欺罪で検挙しました。

粗暴犯

心霊スポットと言われているトンネル内で暴力事件を起こした少年らを検挙

青梅署、高尾署は、心霊スポットと言われているトンネル内で偶然すれ違った被害者6人のうち1人に、手を振られてたことで、「なめられた。」と思い込み、被害者らに殴りかかり一方的に殴る蹴るの暴行を加え頭部外傷等の全治約2週間の怪我等をさせた少年7人(無職3人、高校生2人、中学生1人、アルバイト1人)を傷害及び暴行罪で検挙しました。

金属バットで殴って怪我をさせた高校生を検挙

光が丘署は、同級生であった被害者グループから「仲間はずれにされた。」と思い込み、被害者を公園に呼び出し、金属バットでいきなり被害者の顔等を殴って左頬骨骨折等の全治3週間の怪我をさせた少年3人(高校生)を傷害罪で検挙しました。

制裁目的で暴行を加え、怪我をさせた少年らを検挙

東大和署は、後輩(被害者)が知人男性に暴行し、怪我を負わせたことに憤慨し、制裁を加えるため呼び出し、被害者の顔面及び腹部等を殴打するなどの暴行を加え、正中上顎骨骨折及び顔面打撲、全治約1か月を要する傷害を負わせた少年2人(高校生、板金工)を傷害罪で検挙しました。

言いがかりを付け腕時計等を脅し取ったうえ、監禁等した少年らを検挙

王子署は、原動機付自転車で走行中の被害者の前に割り込み停車させ、ヘルメットを指し、「どこでコルクかぶってんの。お前逃げそうだから、とりあえずバッグ預かる。あと腕時計とネックレスも預かるから。」などと言って、腕時計を脅し取り、さらに、被害者の前後を挟むようにして原動機付自転車に乗車させ、公園に移動した後、「次コルクかぶったら殺す勢いでやるから。」などと脅迫してヘルメットを脅し取った少年3人(高校生2人、大工見習い1人)と成人2人(無職、鳶職)を恐喝及び監禁罪で検挙しました。

金属バットで殴打して重傷を負わせた少年を検挙

赤羽署は、彼女が元交際相手(被害者)と話していたことに嫉妬し、被害者を公園に呼び出し、金属バットで頭部を殴打して、頭蓋骨骨折等1か月の安静を要する見込みの傷害を負わせた少年1人(大工見習い)を傷害罪で検挙しました。

地元の後輩に「あいさつがない。」と言いがかりを付け、暴行を加え怪我をさせた少年らを検挙

葛飾署は、被害者(後輩)に対し、「あいさつがない。」などと言いがかりを付けて、被害者の顔面を手拳で殴打し、さらに、土下座させたうえ被害者の顔面を足蹴りするなどの暴行を加え、全治約3か月間を要する外傷性亜脱臼、歯牙破折、鼻骨骨折等を負わせた少年4人(高校生3人、無職1人)を傷害罪で検挙しました。

ハロウィンの混乱を利用して、暴行を加えて怪我をさせた少年らを検挙

渋谷署は、ハロウィン当日の週末の混雑を利用して、会社員男性にいきなり因縁を付け、顔面及び胸部などを殴打、足蹴りなどして、全治約4週間を要する右肋軟骨骨折の傷害を負わせ、さらに、別の会社員男性を引き倒した上、殴る蹴るなどの暴行を加え、全治約4週間を要する顎部打撲、右足関節捻挫等の傷害を負わせた少年4人(高校生2人、鳶職1人、無職1人)を傷害罪で検挙しました。

窃盗犯

転売目的で韓流アイドルグッズを万引きした少年らを検挙

新宿署は、フリーマーケットを利用して転売する目的で、韓流アイドルグッズ等販売店からペンライトや缶バッジ等(販売価格合計8,348円相当)を盗んだ男子高校生2人を窃盗罪で検挙しました。

マンションの一室に侵入してキャッシュカード等を盗んだ少年らと指示役の男を検挙

渋谷署は、マンションの一室からキャッシュカードや印鑑等が入ったポーチが盗まれた事件で、実行犯や見張り役の少年4人(高校生2人、アルバイト2人)を住居侵入及び窃盗罪で検挙し、少年らに「あの部屋には悪い金がある。」などと犯行を指示していた成人1人(電気工)を共犯者として検挙しました。

ひったくり

バイクを利用し、ひったくりをした少年らを検挙

浅草署は、原動機付自転車に乗車し、自転車で帰宅中の女性の後方から接近し追い抜きざまに、自転車の前かごから現金約1万200円及びキャッシュカードなど10点在中の手提げバッグ1個(時価合計2万1,000円相当)をひったくった少年2人(高校生)を窃盗罪で検挙しました。

情報発信元

警視庁 少年事件課 指導第二係

電話:03-3581-4321(警視庁代表)